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ショックドクトリンってなに?日本にも関係ある?

(・∀・)<〝ショック・ドクトリン〟って、最近よくきくね
(・A・)<動揺につけこんで出し抜くやり方を批判した本だね
(・∀・)<どうして話題になってるの?
(・A・)<つけ込まれる国々が、震災に動揺する日本に重なるからじゃないかな
(・∀・)<それって、日本人もつけ込まれるってこと? どんなふうに?
(・A・)<例えばTPP。総理は反対論を無視したまま交渉参加に進んでるよ
(・∀・)<たしかに反対派だけでなく、賛成派からも「乱暴だ!」って言われてるね
(・A・)<それに消費税。国民の信を問わないまま増税を国際公約しちゃった
(・∀・)<でも政治が国民の声を聞かないのって、前からそうだよね?
(・A・)<そうやって声を上げずにいるとどうなるか。その答えがココにある!
(・∀・)<なんかイイコト言ってる風だね


(´・ω・`)<「ショック・ドクトリン」って、どんな本なの?

この本では、衝撃的な出来事を利用して、主に米国がいかにトクをしてきたかが描かれているよ。
ショックドクトリンとは衝撃的な出来事を巧妙に利用する政策、簡単に言えば動揺につけこむやり方のこと。

〝自由化〟や〝国際化〟といった輝かしい言葉が裏で招いた悲劇を、「動揺につけこむ」という観点から鋭く書き起こしているんだ。
世界を発展させてきたスーパーヒーローたちのスキャンダルを暴く内容には、後ろめたいドキドキ感があるよ。

(´・ω・`)<どんな内容なの?

とっても簡単にまとめてみよう。
■ショック・ドクトリンの要約
(1)ショック療法をまねたショックドクトリンを思いつく。
(2)ショックドクトリンを繰り返し、惨事便乗型資本主義が成長する。
(3)惨事便乗型資本主義、イラクにて初めての敗北?
(4)ショックドクトリンの餌食となった国々が反転攻勢に出る。

少し簡単にしすぎな気もするけど、ざっくり説明するとこんな内容なんだ。

(´・ω・`)<もうちょっと詳しく説明してよ

じゃあ各ステップをもう少し詳しく説明しよう。

(1)ショック療法をまねたショックドクトリンを思いつく。


ショック療法というのは、精神病の治療法のひとつだね。
電気ショックで人格を消去して、新たな人格を刷り込むこともあったそうだよ。
そのショック療法を経済に応用したものが、ショックドクトリンなんだって。

ショックドクトリンは次の3ステップからなるよ。
■ショック・ドクトリンの基本パターン
精神的ショック(革命、戦争、災害、金融危機など)
経済的ショック(自由化+民営化+公貧化(政府支出の削減))
身体的ショック(虐殺、暴行、拉致、拷問、隔離(感覚遮断)など)


最初に①精神的ショックで民衆の思考能力が奪われる。
そこに②経済的ショックでアメリカに有利な経済システムに作り変える。
さらに③身体的ショックで反抗する市民を弾圧する。

(2)ショックドクトリンを繰り返し、惨事便乗型資本主義が成長する。


実際に、次のような国々でショックドクトリンが利用されたんだ。
■ショック・ドクトリンに襲われた国々
 チリ
  米支援のクーデター米主導の新経済政策虐殺や隔離(感覚遮断)
  (その後、ブラジルウルグアイアルゼンチンなども同様に餌食に)
 英国
  フォークランド紛争国有資産を売却ストの鎮圧
 ボリビア
  米軍の攻撃から経済危機シカゴ流の経済改革〝大量誘拐〟
 アルゼンチン
  米国が借金を取り立て米企業作成の経済改革心理戦で国民を欺く
 ポーランド
  脱共産主義革命シカゴ流の経済改革失敗の事実を黙殺
 中国
  天安門事件自由化の断行と民主化の終焉人権弾圧
 南アフリカ
  黒人が政権を奪回白人が経済を掌握借金でがんじがらめ
 ロシア
  ソ連崩壊シカゴ流の経済改革大統領が議会ビルを軍事攻撃
 アジア
  風評で金融危機IMFが経済改革横暴な改革で混乱拡大
 スリランカ
  スマトラ沖地震&津波企業クーデター(復興の主権を奪う)内戦激化
 アメリカ南部ルイジアナ州ニューオーリンズ
  ハリケーンカトリーナ格差の拡大富裕層が集まり自治体を作る

数々のショックドクトリンを経るうちに、
米国では惨事便乗型資本主義(惨事を利用して儲ける行為)が生まれ、
さらに9.11が惨事創造複合体(惨事を招いて儲ける組織)を生んだんだ。
■惨事便乗型資本主義の担い手たち
惨事便乗政府 (米国政府が惨事を利用して儲ける)
  ↓ 9.11の後に、防衛事業の民間委託が拡大
惨事便乗複合体 (米国政府民間グルで惨事を利用して儲ける)
  ↓〝テロとの戦い〟を叫び、イラク攻撃
惨事創造複合体 (米国政府と民間がグルで惨事を招いて儲ける)

(3)惨事便乗型資本主義、イラクにて初めての敗北?


惨事便乗型資本主義の集大成でもあり、教訓にもなったのがイラク戦争だよ。
ここではイラク戦争で実施されたショックドクトリンに迫ってみよう。

まず米国はイラクに攻め込むことで、「①精神的ショック」を与えたんだ。
そもそも、なぜ米軍はイラクを攻撃したんだろう?
ひとつは、大量破壊兵器を持っている疑い(結局、発見されなかった)のため。
もうひとつは、中東に民主主義と新自由主義を導入させるためだよ。
つまり、中東に米国型の国家を作ることで平和が実現できると考えたんだね。

イラクを制圧した米国は、次に「②経済的ショック」を与える。
米国の外交官が法案を次々と成立させ、一方的にイラク国民に押しつけたんだ。
その内容はこんなものだよ。
■イラクに押しつけられた経済政策
・国営企業200社はただちに民営化
・外国企業がイラクの資産を100%保有することを認める(自由化
・外国企業がイラクで稼いだお金は無税で国外に持ち出せる(自由化
・現在の契約は、選挙によって選ばれたイラク政府が将来も引き継ぐ

特別扱いされた石油事業を除く、さまざまな分野が市場に開放されたんだ。

当然イラク国民は反発する。そこで米国は「③身体的ショック」に出る。
地方選挙は中止国政選挙は撤回し、民主化運動を弾圧したんだ。
拉致拷問虐殺が繰り返され、各分野の専門家だけでも数千人が殺された。

これにはイラク人も黙ってない。ついに誘拐を仕事にする人が出てきたんだ。
欧米人も含め、06年初めの三ヵ月半だけで、2万人近くの人が誘拐されたよ。
とうとう、ほとんどの民営化事業が中断。惨事便乗型資本主義が、初めて本格的敗北を喫した――かに見えた

ところが米国はこの混乱さえも利用し、第二の「②経済的ショック」に出る。
それがイラク新石油法案。国際石油メジャーが30年の長期契約のもと、イラクの石油収益の大部分を保持することを可能にするものだよ。

結局、民間企業はイラクを去り、米軍も年内には完全撤退する予定だよ。

(4)ショックドクトリンの餌食となった国々が反転攻勢に出る。


やられっぱなしだった各国は、過去の苦い経験を生かしてショックに強い国づくりを進めているよ。
しかも最近は、米国をはじめIMF世界銀行世界貿易機関といったシカゴ流の経済政策を押しつけてきた勢力毅然と「No」を突きつけるようになってきているんだ。
ぜひ本書を通じて、みんなにもこうした動向に興味を持ってもらえたらと思うよ。

(´・ω・`)<結局、ショックドクトリンでアメリカは何を得たの?

たとえば次のようなものだよ。
■アメリカがショックドクトリンで得たもの
極端な新自由主義(国家に縛られない経済)実験ができた
経済的ショックに乗じて相手国の資産を手に入れた
資本主義世界に広めることができた


(´・ω・`)<自由の国は、惨事につけこむのも〝自由〟なの?

たしかに〝自由〟について考えさせられる本だね。

これまで人間は社会のあらゆる面
自由権(国家に縛られない権利)だけでなく
社会権(国家に守られる権利)も勝ち取ってきたんだ。

経済面でも、新自由主義(国家に縛られない経済)的な発想だけでなく、
これからは、新社会主義(国家に守られた経済)的な発想との
バランスが大事という見方が増えてくるかもしれないね。



【参考文献】


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