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ユーロ危機ってなに? ぜんぶをさっくり教えて!

(・∀・)<ユーロ危機ってなに?
(・A・)<ギリシャ危機から始まった借金問題だよ。欧州債務危機とも呼ぶんだ
(・∀・)<借金を返せないと、何が困るの?
(・A・)<お金を貸してくれる人がいなくなって、景気が悪くなるんだ
(・∀・)<そうなんだ。ギリシャは大変だね
(・A・)<ギリシャだけじゃないよ。ほかの国も、お金を借りづらくなってるんだ
(・∀・)<なんで? 借金を返せないのはギリシャでしょ?
(・A・)<そうだけど、お金を貸す人が疑心暗鬼で臆病になっているんだ
(・∀・)<ならなんとかしないと
(・A・)<節約借金の軽減財政(国家の家計)の支援などを進めているよ
(・∀・)<そもそも、どうしてこうなったの?
(・A・)<問題は「通貨はひとつ、財政はバラバラなことだよ
(・∀・)<じゃあ、どうすればいいの?
(・A・)<「通貨はひとつ、財政もひとつ」にすることが注目されているよ
(・∀・)<うまくいくのかな?
(・A・)<すべてを〝ひとつにする〟ことには反発もあり、安心はできない

(´・ω・`)<ユーロ危機ってなに?

ユーロ危機は、またの名を欧州債務危機欧州危機とも呼ぶんだ。
欧州債務危機とは、欧州の国が借金を返せなくなり、世界中が困ることだよ。

債務とは、借金を返す義務のことだったよね。
借金とは、ここではおもに国債を指すよ。

(´・ω・`)<どうして借金を返せなくなりそうなの?

きっかけは2010年のギリシャ危機
ギリシャのウソがバレたことで、借金の返済が危ぶまれたんだ。
■ギリシャのウソ
<ウソ①:ユーロの仲間入り審査でウソ>
 2001年にユーロの仲間入りをするときに、国の赤字をごまかした

<ウソ②:政権交代前のウソ>
 2009年の政権交代前まで、国の赤字をごまかし続けていた

<ウソ③:GDPもウソ>
 2010年まで、景気悪化を隠すためGDPもごまかし続けていた

(´・ω・`)<そんな状況で、ギリシャは借金を返せるの?

残念ながら、ムリだったよ。
だから、ギリシャの借金を半額にまけることになったんだ

(´・ω・`)<でも、ギリシャが困るだけでしょ?

ところが、ギリシャが借金を返せなくなると、困る人がたくさんいるんだ。
①まずギリシャにお金を貸した人が困る借金が返ってこないからね
②すると他国も困る。「君もウソつき?」と疑われ、国債が売れないからね。
③するとEUの銀行も困る②各国国債をたくさん持っているからね
④するとEUの企業も困る。③銀行貸し渋り貸しはがしが始まるからね
⑤すると米国も困る。④EUの企業たくさん取引しているからね。
⑥すると新興国も困る。成長に必要な⑤欧米からの投資が減るからね。
⑦すると日本も困る。⑥新興国の成長を頼りに景気回復を狙っていたからね。
――グローバル化が進む現代では、ドミノ倒しのように危機が広がるんだ。

ほかにも、ギリシャ危機から始まるユーロ危機は日本円高を招いてもいるよ。

  【関連記事】円本位制ってなに? 日本が戦犯にされちゃうの?

(´・ω・`)<欧州の危機じゃなくて、〝世界〟の危機なの?

そう。悪いことに、世界の景気も悪化しつつあるからね。
2011年の各国の成長率の見通しから、景気の悪化が見えてくるよ。
■2011年の成長率の見通し
世界全体①4.3%
アメリカ :①2.6%
ユーロ圏①1.5%
日本   :①2.0%

<せつめい>
2010年4月時点の見通し
                    (出展:IMF〝World Economy Outlook〟

(´・ω・`)<これだけじゃ、景気が悪化してるかどうかはわからないよ

たしかにそうだね。
そこで次は、この見通しが時とともにどう推移したかを見てみよう。
■2011年の成長率の見通しの推移
世界全体①4.3%②4.4%③4.0%
アメリカ :①2.6%②2.8%③1.5%
ユーロ圏①1.5%②1.6%③1.6%
日本   :①2.0%②1.4%③-0.5%

<せつめい>
2010年4月時点の見通し
2011年4月時点の見通し
2011年9月時点の見通し
                    (出展:IMF〝World Economy Outlook〟

(´・ω・`)<この半年で見通しが少なく修正されているね

そう。それだけ世界経済が悪化していることがわかるね。

(´・ω・`)<でも、新興国は元気に成長してるでしょ?

ところが、最近は新興国にまで影響が出始めているんだ。
さっきと同じように、新興国の成長率の見通しの推移を見てみよう。
■2011年の成長率の見通しの推移
アジア途上国:①7.3%②7.8%③7.5%
中国      :①9.1%②9.6%③9.3%
インド     :①8.7%②8.2%③7.9%

<せつめい>
2010年4月時点の見通し
2011年4月時点の見通し
2011年9月時点の見通し
                (出展:ADB〝Asian Development Outlook〟

中国では伸び続けてきた不動産と輸出が失速し、転換点を迎えているし、
ロシアでも景気の悪化でプーチンさんの絶大な人気に陰りが見えてきた

(´・ω・`)<じゃあ、世界はどう対応するの?

対応には、大きく分けて応急処置抜本対策の2つがあるよ。

(´・ω・`)<応急処置にはどんなものがあるの?

次のようなものがあるよ。
■ユーロ危機への応急処置
自助(まずは、借りた人ががんばる)
互助(つぎに、貸した人も責任を取る)
公助(最後に、みんなで助ける)

自助(まずは、借りた人ががんばる)


借金の問題は、まず借りた人がなんとかすべきだよね。
そこで、ギリシャは次のような節約にはげんでいるよ。
■ギリシャの節約術
国家の支出を2015年までに580億ユーロ節約300億280億
公務員給与35%カット
公務員年金支給開始年齢を引き上げ
年金引き下げ(月1千ユーロ以上なら20%カット)
所得税重く(税金がかかる部分を増やす)
消費税重く(一般税率は19%→23%、日用品は9%→13%)
連帯税新設(収入額に応じ1~5%払う)
                (②~⑦は朝日新聞朝刊 2011年10月27日より)

(´・ω・`)<これだけで大丈夫なの?

さすがに限界があるんだ。
だって失業率過去最悪の16.2%だし
経済成長率は2010年に-4.5%、2011年も-3.5%の予想だからね。

不況にあえぐギリシャ人からは、「もう限界」との声も漏れているよ

互助(つぎに、貸した人も責任を取る)


そこで、ギリシャの借金を半額にまけることになったよ
これにより、1000億ユーロ(10兆円)の負担が軽減されることになるんだ
■ギリシャ政府の借金(国債以外の借金も含む
総額:3500億ユーロ
 うち民間投資家が持つ国債:2000億ユーロ(ココを半減!)

(´・ω・`)<それだけで足りるの?

実は不十分で、さらにまけてもらうよう投資家と交渉しているところだよ

(´・ω・`)<けど国が借金を踏み倒すなんて、アリなの?

ナシなんだけど、なにもしなければ一部どころか全額を踏み倒しかねない
なら借金をオマケしてでも、確実に返済してもらう方がマシかもよ。

(´・ω・`)<でもそんなんじゃ、お金を貸す人がいなくなるよ?

その通り。
実際、ギリシャ以外の国お金を借りるのに苦労しているんだ
そのため、各国も対策に乗り出しているよ。
国が借金を返せないと、ほかの国にも迷惑がかかるんだね。

公助(最後に、みんなで助ける)


債務危機を救うため、次のような救世主が現れたんだよ。
■債務危機の救世主たち
<IMF>
 International Monetary Fund(国際通貨基金)。
 通貨の安定を目指す国際機関
  →支援額4千億ドルから6千億ドル以上に拡大?
  →支援額をさらに5千億ドル上積み

<EU>
 欧州連合。
 危機への対策に必要な資金を集めEFSFを創設。
 2012年には、欧州版IMFとしてESMを設立
  (EFSF)
    European Financial Stability Facility(欧州金融安定化基金)。
    債務危機への対応に使う基金(基礎となる資金)。
    一時的なもので、将来はESMに引き継ぐ。
     →EFSF債で規模を4400億ユーロから1兆ユーロに拡大?
  (EFSF債)
    EFSFが資金を集めるために発行する債券
    ちゃんと返済されるといいですね。
  (ESM)
    European Stability Mechanism(欧州安定メカニズム)。
    欧州版IMFとして、通貨の安定に取り組む。
    一時的なものではなく将来はEFSFの仕事を引き継ぐ。
     →規模5000億ユーロを上限とする

<ECB>
 European Central Bank(欧州中央銀行)。
 欧州の中央銀行(日本でいう日本銀行)。

(´・ω・`)<それで、どうやって助けたの?

まず借りた人を助けたよ。
■借りた人への支援
ギリシャ計2200億ユーロの支援(EUIMFが支援
アイルランド850億ユーロの支援(EUIMFが支援
ポルトガル780億ユーロの支援(EUIMFが支援


(´・ω・`)<貸した人のことは助けなかったの?

貸した人、つまり金融機関一般の投資家のことも助けたんだ。

まず金融機関を、次のように助けたよ。
■貸した人(金融機関)に対する支援策
国債の買い入れECBEFSFなどが実施)
 ⇒暴落する国債を高値で買い取ってもらえれば、銀行は安心

カバードボンド(債権)の買い入れECBが400億ユーロ買い入れ
 ⇒手元の現金が増えれば、銀行の経営が安定

政策金利の引き下げECBが引き下げ
 ⇒政策金利が下がれば、借金する人が増えて銀行が儲かる

ドルを調達しやすく(6つの中央銀行がドル貸し出しの金利を下げる
 ⇒ドルを確保しやすくなれば、銀行のやりくりが安定する

自己資本の増強(1064億ユーロ→1147億ユーロが必要
 ⇒できるだけ銀行が自力で達成する。ムリなら国などに支援を求める

<カバードボンド>
 銀行が発行する、担保(借金のカタ)つき債権
<自己資本>
 (ひとに借りたりしたお金でなく)自分のお金
 自己資本が多いほど、経営が安定する。

次に、一般の投資家を次のように助けたよ。
■貸した人(一般の投資家)に対する支援策
国債の損失を穴埋めEFSFが実施

(´・ω・`)<これだけで大丈夫なの?

これだけじゃ危機を脱したとはいえないよ。
だって「通貨はひとつ、財政(国家の家計)はバラバラなままだからね。

この根本的な問題を解決しない限り、大丈夫とはいえないんだ。
そこで、抜本的な対策が求められているよ。

(´・ω・`)<抜本対策にはどんなものがあるの?

根本問題「通貨はひとつ、財政はバラバラ」なこと。
なら対策「通貨はひとつ、財政もひとつにすることが考えられる。

「財政をひとつ」に近づける案には、次のようなものがあるよ。
■ユーロ危機への抜本対策
財政規律を高める(家計の管理はみんなで一緒に
 ⇒EUが各国の家計を監視口出し、いざとなれば制裁も視野に
ユーロ圏の共同債(借金の管理もみんなで一緒に
 ⇒国債ではなく〝(ドイツも含めた)ユーロ債〟にして、信用を回復する

(´・ω・`)<そんなこと、ホントにできるの?

簡単じゃないよ。
①は「口出しなんて大きなお世話だし、制裁はやりすぎという声もあるし、
②は〝最後はドイツが助けてくれる〟で信用を得るのはダメ」という声も。

(´・ω・`)<ひとつになるのって、大変なんだね

これまでEUは、〝ひとつになる〟ことを目指してきた。
そして誰もが、もう十分に〝ひとつになった〟と思っていた。

でも、違ったんだ。

EUは、さらに〝ひとつになる〟ことを求められているよ。
その強引さに、いよいよ反発の声まであがり始めているんだ。

〝ひとつになる〟ことをやめられなくなったとき、果たしてどうなるのか。
今後も注目していくよ。

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