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コメント

[C50]

経済のことを勉強したい、でも用語が分からない!と思っていたのですが、このサイト様を通じて楽しく勉強できています。調度毎日新聞で、日銀の説明があった時この用語が気になっていたので嬉しかったです。頑張ってください!
  • 2012-04-25 21:45
  • ゆきち
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[C51] ゆきちさんへ

コメントありがとうございます!

> 頑張ってください!
そう言っていただけると更新の意欲がわいてきます。
手の空いたときにまとめて更新するペースでやっていますので、
これからも長い目でお付き合いいただけますと嬉しいです。
  • 2012-04-25 22:40
  • newskids
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[C52]

こんにちは!最近このサイトを見つけました。
会話調なので面白いしよく分かります!
私は今年受験生なのですが理解出来ると楽しいです!
更新楽しみにしてます!
  • 2012-04-29 17:38
  • 名無し
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[C53] 名無しさんへ

応援ありがとうございます!
みなさんからコメントをいただいたお礼もかねて、
憲法記念日には憲法のゴロ合わせで記事を書いてみようと思います。
受験で政治経済を使うなら、憲法も出題範囲に含まれることでしょうし。

受験がんばってくださいね。
  • 2012-04-29 21:49
  • newskids
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[C70]

この説明だけでは不十分だと思います。他国――アメリカやイギリス、フランス、ドイツ、スイスさらにはブラジルや中国、韓国などの通貨供給量のグラフも必要かと。
  • 2012-07-12 11:54
  • 変化
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[C72] 変化さん

コメントありがとうございます。

> この説明だけでは不十分だと思います。

他国の通貨供給量のグラフもあると面白そうですね。
これから更新する際の参考にさせていただきます。
  • 2012-07-12 22:11
  • newskids
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[C84] わかりやすくて感動!

前から知りたかったことに、とても分かりやすく説明していただき、ほんとうにありがとうございます。「こどもニュース」というタイトルですが、40歳の私にも本当に役立ちます!ほかの記事も読ませていただきたいと思います~
  • 2012-09-19 23:09
  • たてきツアー
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[C85] 信用できるのは現金のみ!

お金のことが少し分かったような気がします!奥が深いお金の問題ですね!

[C88] 元国家公務員

コメントありがとうございます!
身近なお金の話なのに、いざ考えてみると不思議なことがたくさんあって面白いですよね。
  • 2012-09-20 15:54
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[C89] たてきツアーさんへ

コメントありがとうございます!
そう言っていただけるとブログを作ったかいがあるというものです。
また時間のあるときに更新していきますので、今後ともよろしくお願いします。
  • 2012-09-20 15:55
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[C132] 財政再建シミュレーション

大変分かり易い説明ありがとうございました。
通貨量(現金)に関して質問がございます。
日銀が徐々に通貨を発行して現金の量を増やしても日本国民の性格から判断して銀行預金にするばずなので、ハイパーインフレは起きないのではないかと考えています。例えば年間50兆円程度貨幣を増刷して国債を政府が買い取っていくと実際はどのような現象が起こるのでしょうか? 計算上は20年で国債は消滅できることになります。そんな単純なものではないかもしれませんが。
政府が国債を発行しなくなるとそれこそ行き場のなくなった国民および企業が保有する現金は海外の投資に流出するか銀行に眠ることになるんでしょうか?

個人的には安倍政権が現在進めている法人税の軽減はあまり景気の下支えには貢献するとは思わず、むしろ企業に大量に貯まった資金を吐き出させる政策が必要のように思います。社内留保が従業員1人当り500万円以上ある企業に対しては預金税(預金の30%)のようなものを課税した方が効果があると思います。(蛇足でした)

[C133] Re: 財政再建シミュレーション

Italianblue さんへ。
コメントありがとうございます。
及ばずながら、私にできる範囲でご返答いたします。

> 例えば年間50兆円程度貨幣を増刷して国債を政府が買い取っていくと
> 実際はどのような現象が起こるのでしょうか?

この場合、次のようになると考えるのが一般的だと思います。

①政府に国債を買い取ってもらって現金を得た投資家が、新たな投資先を探し始める
②「政府の方針だと今後は現金通貨が増えそう。なら現金の価値は下がるハズ」と投資家が考える
③「だったら市場は現金を現物に換えたがるハズだから、現物に投資すれば儲かる」と投資家が考える
④金・原油・不動産などの市場価格が高騰
⑤原油や不動産の高騰で製造コストが上がり、さまざまな商品が値上がりする
⑥インフレ圧力が高まる

ただ③において、現金を投資に回そうと思ってもめぼしい投資先が見当たらず、
現金が国外に流出または死蔵される可能性もあることはご指摘の通りだと思います。

ですがその場合でも、銀行預金という形にとどまるかどうかは疑問が残ります。
なぜなら①にもあるように、国債の買取りで現金を得るのは主に投資家だからです。
投資家が現金を預金の形で塩漬けしておくとは考えにくいと思います。
しかも、インフレ傾向で国内の現物市場の高騰が予想されるならなおさらです。

以上の理由に加え、国債の買い取りが年間50兆円と巨額であることも踏まえると、
ご指摘の事例では急激なインフレに進むと私は考えますがいかがでしょうか。


> むしろ企業に大量に貯まった資金を吐き出させる政策が必要のように思います。

私も同感です。
お金を血液に例えるなら、内部留保の滞留は動脈硬化で血流が止まっているようなものだと思います。
どんなに血液の量を増やしても、血管がふさがれていたのではかえって重い合併症を招きかねません。
その解消には、ご提案された資産課税による所得の再分配も有効な方法だと思います。

その一方で、企業側からは「消費者にお金を渡したところで、自社の商品が売れて企業に還元される保証はない」との批判もあるかもしれません。

「消費者にお金を渡せば、きっと自社に還ってくる」と思えるような産業構造や福祉政策の改革も、
合わせて期待したいと思います。
  • 2013-10-03 05:16
  • newskids
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[C135] 再生シミュレーション

ご指南ありがとうございます。
日本銀行の資金循環統計に国民の現金預貯金が800兆円、法人が200兆円と書いてありましたので、それらは基本的に銀行にあると思いました。
銀行は先物取引には手を出さないので日本国債などの絶対安全(?)な金融商品(現物取引)に変わるのではないかと考えました。日本の一般企業もリスクのある金融商品で財テクしようとする企業はまずないでしょうから、自社で資金運用するとすれば現物の金、または不動産投資になるかもしれませんね。不動産価格は上昇すると考えられますが、果たして90年初めのバブル時と同じ現象が起こるかイマイチ確信が持てません。あの時は土地は高騰しましたが、その他の物価はそんなに上がらなかったような気がします。買い控えが続き(安いものだけを買った)、2年後ぐらいに買い控えに疲れた庶民の中に高級志向が生まれたような記憶があります。
また日本の基幹産業は既に需要を賄うだけの生産設備は持っていると思いますので新規に土地を購入して生産拡大しないかぎり不動産価格高騰による製造原価の上昇はないような気もします。
金に資金が回る分には金の高騰は起こっても他の物価にどれくらい影響が起こるのか想像がつきません。金に変わった現金は金の販売会社(または元々の所有者)から一部投資、社員の人件費、運転資金、社内留保などの形となり結局銀行に流れ着きそこで新たな行き場をさぐる構図になるのではと経済素人の私には思えます。
残る大きな要素は日本の最大の弱点である原油かと思いますが、果たして原油投資(投機?)に走る民間企業(投資会社は積極的に投機するかも)がどれくらいいるかでしょうか。これも何とも言えまん。
ご指摘の通り原油が高騰すれば全ての物価に影響しますのでこれだけは問題ですね。
そこでふと思いついたアイデアですが、市場に有り余った現金(毎年50兆円)を利用して国の新エネルギー政策としてメタンハイドレート開発機構(官民共同企業)、または太陽光発電機構(同)、などの国家プロジェクトに資金を招きこみ運用益で高配当(3~5%)を出すような仕組みが効果的かと思います。そのためには日本の技術力を総動員しなければならないでしょうが、幸いにも日本近海にはメタンハイドレートの資源もあるようですし、何より採掘技術や太陽光発電に必要な半導体製造技術では群を抜く製造技術がありますから技術的難易度としては中程度ではないかと思っています。必要なのは多額の資金と国の思い切った政策方針ではないかと思います。
長くなり申し訳ありません。

[C136] Re: 再生シミュレーション

italianblue さんへ。
非常に興味深いコメントをありがとうございます。

私が申し上げた教科書的な解釈に対し、
italianblue さんの現実的な解釈はとても有意義だと思います。

ご指摘の通り、現金化された資産が次にどこへ流れるのかは見定めにくいと思います。

たしかにこれまで、銀行は大量の国債を買い支えてきました。
以前は実質的な買取り義務のためであり、
バブル崩壊後は他にめぼしい投資先がないこともあって消去法で国債を買い支えた、
というのが私の認識です。

ここで新たに「国債買取年間50兆円」という条件が追加されたと想定してみます。
投資家はどうしても急激なインフレを警戒するでしょう。
すると、これまでの「国債しか安心できるものがない」から
「額面通貨が円である以上、国債ですら安心できない」となり、
国債すらも消去される選択肢になりうると考えます。

そこで次の投資先です。

(1)まず不動産ですが、不動産バブルの崩壊を経験している日本人が、
同じ轍を踏むとは考えにくいかもしれません(といいますより、できれば考えたくありません)。
ですが仮に「年間50兆円」が不動産投資に回ったとしたら、やはりバブルは避けられないと思います。
ではバブルが起きたとして、それが物価に影響するのでしょうか。
そこで、過去のバブルにおける企業物価指数を調べてみました。
1989年4月から1990年3月までの1年間、2.0を上回り続けるという高水準が続いたものの、
オイルショックの影響が残る1980年代初頭の13.0などと比べるとそれほどでもないようにも見えます。
また、少子化で日本経済自体が生産拡大局面にないことからも、
不動産価格が設備投資、ひいては物価に与える影響は他の要因に比べ限定的かもしれません。

(2)次に金ですが、これは市場規模もそれほど大きくなく、
価格が安定している(と思われるように調整されているとも言われます)ことからも、
物価に与える影響という点では主要因ではないと思います。

(3)問題の原油ですが、現在原油の価格を握るのはWTI原油だといわれています。
ところがWTIで実際に取引されるのは世界の原油の0.4%に過ぎず、
その価格形成には米国が影響力を持つといわれています。
仮に円が原油市場に大量に流れ、原油価格を高騰させれば米国にとっても大打撃です。
おそらく政治的な働きかけを受け、なんらかの規制を余儀なくされると思われます。

このように考えると、「年間50兆円の国債買取」は、
原油市場に限らず世界のあらゆる市場(外債など)に影響を与えかねないため、
日本政府の独断では継続できない、というのが最も現実的な回答だと思います。

その根本には、日本国内に有望な投資先がないという問題があります。
ですので、ご指摘の新エネルギー政策は、
エネルギー供給構造の改善という点のみならず、
産業構造の改革という点からも正攻法だと思います。
私自身も、日本の産業構造を見直さずして資金のあり方は見直せないと思います。

とはいえ、産業構造の見直しには痛みが避けられません。
ですから、政府の積極的な働きかけがない限り実現は難しいでしょう。
政府が動くためには、国民の強力な後押しが不可欠です。
italianblue さんのように現実的な面も踏まえて目標を語れる方が多くいれば、
きっと日本にはその目標を実現できるだけの力があると、私は信じています。

  • 2013-10-04 14:44
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[C137] 再生シミュレーション

私の拙い経済知識で書いた考えに具体的なバックデータを基にコメント頂きまして誠にありがとうございます。知識の向上ができて大変助かります。

私の専門分野はIT産業で、とあるきっかけで再来週都内の私立大学で産業概論という特別講座でIT業界の実態というテーマで説明するはめになったのです。その一環である程度日本経済のことも説明する必要から関係する記事を読み、ネタを仕込んでおこうと思った次第です。

日本は技術力が高いことと昔の通産省の政策で外資系コンピューター企業(中心はIBMですが)の日本市場支配を見事に防ぎきりました。
現在コンピューター(サーバー)と言われるマシンを設計・製造できるのは米国と日本の2ヶ国だけと言って良いでしょう。ガラバゴスと言われた携帯電話に関しても他国の技術とサービスレベルが低過ぎて起こった現象でした。
自動車は世界で8ヶ国が製造技術を持っていると思いますが、トヨタ、ホンダ、日産等が海外で数の上では米国を上回っていますので敢て日本政府が支援することはないのでしょう。

一方IT分野に関しては残念ながら世界に通じる日本製品(ハード/ソフト/サービス)がないのです。最近はスマートフォンおよびiPADの普及のために衰退の予兆が出てきたマイクロソフトですが、知的財産を席巻すると莫大な利益を生んだ典型的な企業です。
政府は知的財産ビジネス分野を開発支援して、エネルギー同様官民共同事業体を構築していけば年間数兆円のリターンは得られるのではないかと思います。ざっくり言うと3年間で10兆円の研究開発費(一部M&A資金)を投入して4年後から年間5兆円の利益を挙げるというような計画です。国債発行に変わって官民共同事業への株主募集という形で市場に流れた現金を回収すると良いのではないかと思います。国自身も事業主としてロイヤリティ収入を毎年確保するという構図です。

想定される投資分野
1 ソフトウェア    基幹業務の開発 中程度の利益構造
2 クラウドサービス  システム運用  安定的な利益構造
3 コンテンツビジネス 日本の強み   爆発的な利益構造 

1に関しては超売れ筋企業の買収というのもありかもしれません。現在のIBMは儲かっているソフトウェア会社の企業買収で売上と利益の増加を図っており、資金力をベースにしたマネーゲーム的経営となっています。(もうハードウェアでは儲からないのです。因みにIBMは10兆円の売上で1兆円の利益と言う構図が出来上がっています)
あるいは日本がこれまで立ち遅れた金融分野の戦略的展開でロックフェラーが支配するJPモルガン(総資産220兆円?)とかロスチャイルド傘下のロイヤルダッチシェルなどにM&A攻勢かけるのも面白いかもしれません。(莫大な資金が必要でしょうけどユダヤの世界制覇は阻止しないといけません)

ただ日本の国策会社がM&Aをやり出すと米国政府と経済面で全面戦争になるかもしれませんが、その時は「米国国債を全部売るぞ」と切返すすのが日本の最後の切り札でしょうか? まあTPPは実質的には経済戦争ですが。

日本では企業が独自の基幹業務プログラムを開発したがるのでイマイチ普及しないクラウド(ASP)サービスですが、外国は安ければ既製服でも構わないという文化ですから日本人感覚のきめ細かい作りの業務システムを用意してやればある程度普及するかもしれません。開発費用よりもマーケティング費用の方がかかるかもしれません。

一番効果的なのは日本の最も得意なアニメ、漫画などのコンテンツをクラウドで展開するのが良いかなとも思います。この場合はコンテンツの製作コストの比率が高くなると思います。ただ当たれば利益率は1万倍以上になりますので100本に1本ヒットが出れば十分です。
例えば、世界の5億人が毎月300円払うようなサービスを展開できれば年商1.8兆円の企業が誕生です。製作費用と運用費用併せて3000億円程度でいけるのではないかと思います。
アニメ30分の製作コストは3000万円程度ですから毎日新作1本作っても年間120億円ぐらいです。従って顧客満足度を向上するために毎日10本の新作を用意しても年間1200億円の原価で運営可能です。
ただ問題なのはお役所の縦割り行政がこのような斬新なビジネスモデルを排除する点でしょうか。
金は用意するけど民間の有能な経営者に運用を委託するという姿勢が必要でしょう。何故なら高学歴で有能なはずの官僚も初期投資までしか考えず、継続的な運用益には無頓着なので国としても儲かる構図を組み立てられません。本当は気づいているのかもしれませんが、面倒な仕事をしたがらないだけかもしれませんが、それでは財政は改善しません。(正に親方日の丸感覚)
国(役人と政治家)の理解と決断の基に日本の技術力を以ってすれば早期の改善は可能ではないかと考えています。

[C138] Re: 再生シミュレーション

italianblue さんへ。

たいへん面白いお話ですね。
高い技術力がありながら、サービス展開で日本が後れを取ってきたことは本当に残念でなりません。

そんな中でハードだけでも守れたことは、お家芸とも言える製造業を活かす上でも、国防の点でも重要だったと思います。
最近でも lenovo のハッキング工作疑惑が取り沙汰されてましたしね。

# 願わくば、スマホという新たな土俵が生まれたところで
# TRON にも復権してほしいところでしたが、高望みかもしれません。

> ただ日本の国策会社がM&Aをやり出すと
> 米国政府と経済面で全面戦争になるかもしれませんが、
> その時は「米国国債を全部売るぞ」と切返すすのが
> 日本の最後の切り札でしょうか?

個人的には正面切って反発するより、根回しで懐柔する方がやりやすいように思います。
例えば表向きは国策会社による M&A ではなく(政府の後押しを受けた)民間企業との合弁会社を設立するという形で花を持たせ、実際は資金力を武器に親会社にも影響を及ぼしつつ、米国政府が気づいた頃にはなくすになくせないほどの雇用を握る、といった感じでしょうか。
米国政府と競うなら、いかにして米国国民を味方につけるかがカギだと思います。

さて、今後のビジネス展開についていい刺激をいただいたところで、
私も次のようなことを考えてみました。

①日本のビジネスの主戦場は貿易か?
②貿易でないなら、所得収支をどう増やすか?
③新たなビジネスモデル

①について、まずは貿易収支を見てみると2011年から赤字に転落しています。
ところが経常収支全体で見ますと、最新の2013年でも黒字を保っています。
それは所得収支(ロイヤリティなど)が10兆円ほどあるおかげです。
2005年から貿易収支を所得収支が逆転していることから、
すでに日本は貿易立国から知財立国への道を歩みだしていると私は思っています。
一方で不安要素もあります。
所得収支は2012年の15兆円から2013年には10兆円に減少しており、
新たに種を蒔かなければいずれ赤字に転落しかねないことです。

そうなると ②所得収支をどう増やすか? つまり、ロイヤリティを増やす方法が知りたい。
そのためには特許など知財戦略が重要ですが、まずは特許になる技術を育てる必要があります。
ところがこれが難しいのは言わずもがな。
アメリカは言うに及ばず、最近は中国も台頭してしのぎを削っています。
このまま行けば、いずれ費用対効果が見合わずに「特許貧乏」になりかねません。
今のうちに、「いずれ」の後を見据えておく必要があります。

ならば ③新たなビジネスモデルが必要でしょう。
そのヒントは、「『初期費』切らせて『維持費』獲れ」にあると考えています。
例えば本体を無料にして通信費でモトを取る携帯電話もそうですし、
ロイヤリティも「研究開発費を削って利用料を払う」という点で類するでしょう。
そこでご指摘のサービス・コンテンツ事業と組み合わせて考えると、
私が思い浮かべるのはニコニコ動画の黒字化です。

なぜ利用者はニコニコ動画にお金を払うのか?
私見では、そこには「利用者を当事者にさせる」意識づけが働いているように思います。
「ニコニコにある『自分の』動画やコメントをみんなに見てほしい」
「ニコニコが設備投資してくれれば、『自分の』ネットライフも充実する」
「ニコニコなら、『自分に』何か面白いことを提供してくれそう」
「ニコニコがなくなったら、『自分が』困る」
そう思う人が一定数いるからこそ、月額500円の利用料が見込めるのではないでしょうか。

「利用者を当事者にさせる」ことのメリットは他にもあります。
それは、ニコニコをマネしたサイトは簡単に作れても、
ニコニコの持つコミュニティまでは簡単にマネできなくなる、という点です。
同じ機能があっても、当事者意識のある利用者がいなければ競争にならないのです。
これぞ、「モノを売る」ビジネスモデルにはない強みだと思います。

では、海外版ニコニコ動画は実現できるか?
それにはやはり、良質なコンテンツの独占が不可欠でしょう。
そしてここにこそ、日本の優位性が発揮できるのではないでしょうか。

現状、アニメなどのコンテンツは個別に海外で配信されているように思います。
これを変え、例えば海外版ニコニコ動画のようなサイトで独占的に配信する。
そうして利用者を囲い込んだ上で、ニコニコ動画のような収益体制を築くことができれば、コンテンツを消費するビジネスモデルから継続的に利用料を期待できるビジネスモデルに転換することにもつながるのではないでしょうか。
さらに日本の経験をもとに現地のクリエーターを育てることで、その土地ならではの新たなヒット作を生み出し、その放映権を握ることができれば、「制作は現地で、利用料は山分け」というオイシイ関係も期待できます。

経済面だけでなく、政治面でもメリットはあるはずです。
日本語を理解できる外国人は反日感情に流されにくいとも言われます。
どれほど正しいのかはわかりませんが、少なくとも日本の意見を知ることができる人が増えることは、常任理事国になりたい日本にとってマイナスではないはずです。
そうしたストーリーに説得力を持たせることができれば、今まで無関心だった人たちをも味方に取り込むことができるかもしれません。

せっかく日本には優位性があるのですから、
それを継続的な収益構造につなげるチャンスもたくさんあると思います。
ご指摘の通り政府の積極性は十分とは言い難いですが、
もしかしたら italianblue さんのお話を聞いた大学生の中から
こうした分野に挑戦したいと思う人が現れるかもしれません。

そうした点からも、講演がうまくいくよう願っております。
  • 2013-10-05 16:03
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[C139] 若者の思考

そうですね、米国とはつかず離れずという微妙なさじ加減の経済戦略という外交戦略か良いかもしれませんね。日米安保で必ず守られるかも微妙ですしね。

Lenovoの記事は見落としていました。中国ですから何でもありの仕掛けですね。Lenovo PCのベースとなっているIBM Think PadはIBM大和研究所で開発されたかと思いますが、その大和研究所も土地建物全て売却され、研究者は豊洲の施設に配置転換か退職に追い込まれました。悲しい話です。IBMは確かLenovoに2000億円(IBMの負債込)でPC部門を売却し、その資金を基にM&Aに走りました。最近では低価格サーバーの事業譲渡まで検討しているとかで、完全に脱ハードウェア(知的財産ビジネスにシフト)を模索しているようです。個人的にはハードウェア分野を離脱すると技術力の低下が徐々に発生しますので果たして正解なのだろうかと思います。まあ、あと3年以内にマインド・リーデイングと言って人間の脳の中の思考を読みと獲れる技術を確立すると宣言していますから、医療(痴呆症の治療など)とか金融(パスワード不要となる唯一無比の識別処理)での知的財産ビジネスを狙っているのかもしれません。

PC自体利益率の低い(多分15%程度の粗利益率)製品なのでどのメーカーも事業継続が問題になっていると思います。PC事業はマイクロソフトとインテルを儲けさせてPCメーカーは疲弊したという何ともおかしな事業構造でした。
ただスマートフォンやタブレット端末の登場で今後PCは徐々に減少するのではないかと予想しています。そこにマイクロソフトのビジネス課題がありますね。

海外版ニコニコ動画方式は有効でしょう。フランスなどは1970年代から日本のアニメを放映して30歳代ぐらいまでのフランス国民が日本のアニメに影響(概して親日)を受けていますので、EU圏でコンテンツ・ビジネスを拡大するにはハブ拠点になると思います。

経済産業省も目立ちませんが、地道にフランス(Japan Expo)、ドイツ(Japan tag)、英国(Japan Day)などで日本の文化を広める活動をしていますので、これらをもっと組織化して具体的なビジネスに繫がるようにすると良いでしょう。

ご指摘の通り、コンテンツを通して、日本語、文化・歴史の理解という面でも効果はありますので、中国・韓国の反日運動が如何に独善的なものかを理解させ今以上に親日関係を構築し、国際世論から中国と韓国を牽制させた方が良いと思います。多分個人の本音の部分では中国、韓国、北朝鮮のことを好きな外国人は少数派だと思いますが、各国の政府の公式見解として日本を後押しするように仕向けてほしいものです。

大学の講義では思想教育は憚られますが、毎年「君達は日本に生まれたことを感謝しなさい。文化、技術、安全、衛生、勤勉で真面目な国民性の面でこれほど優れた国はないのだから。」と伝えています。

殆どの学生の反応は
「日本はダメかと思っていたが、日本に自信と誇りを持てるようになった。」
「日本をもう一度考えて、これから一生懸命生きていきたい」
などと非常に前向きなコメントが提出されます。
私も講義のまとめを淡々と記載した綺麗にまとまったレポートよりも熱い意志を感じるものをA評価にしています。

学生がそのように感じさせるためには、具体的に日本が優れている点をデータで示し、更にビジネス最前線の事例を語らないといけないのですが、90分間学生を惹きつけるシナリオとプレゼンテーションスキルが求められるのでこちらも事前準備が大変です。

やはり最近の学生はマスコミが悲観的な報道ばかりするものですから、大半が暗い思考に陥っています。
マスコミも批判ばかりでなく、こうすれば上手くいくとか、こんなに頑張っている人たちがいるとか、国民も頑張って国を後押ししようなどと前向きな姿勢が欲しいものです。

[C140] Re: 若者の思考

italianblue さん。
おっしゃる通り、否定的な情報に振り回されて可能性を見失ってしまうのはもったいないですよね。

私が韓国に行ったとき、韓国人から「日本は歴史があってうらやましい」と言われました。
飲み会の席で、「宮本武蔵は侍か?」と聞かれたときなど、他の韓国人スタッフが「No! 宮本武蔵は侍じゃない。侍とは主君に仕える者で・・・」と熱く語っていたのが印象的です。

また中国に行ったときは、書店の売れ筋 No.1 が「徳川家康」だったことが印象に残っています。
なんでも、徳川家康の仁君政治が中国人ビジネスマンの間で「ビジネスにも役立つ」と好評だったそうです。
日本人が知らないところで日本に興味を持ってくれている人がいることに、日本人である私たちが鈍感でいるのはチャンスを棒に振るようなものではないでしょうか。

こうした侍や忍者といった歴史や伝統が、日本のコンテンツビジネスにとっても大きなプラスであることは想像に難くありません。
さらに技術や文明といった近未来的な日本、四季に富んだ表情豊かな日本、秩序だって礼儀正しい日本・・・こうしたイメージが逆輸入され、かえって日本人のあるべき姿を思い出させてくれるのではないかと期待しています。

若者だけでなく、多くの人が批判一辺倒から脱却して、否定と肯定のバランスが取れた批評を目指せるようになってほしいと思います。
そうすれば安易な悲観論に陥ることなく、自ずから他人や他国から一目置かれる存在になり、たとえ主張を違えたとしても仲間を増やしていくことにつながるでしょう。
中国や韓国といった反日的な国に対しても敵視して組み伏そうとするより、相手以上に相手の主張を知り尽くし吟味した上で落としどころを提案できるような人材を私は望んでいます。

そのためにもやはり、悲観的な情報に踊らされず、相手の主張にも耳を傾け、その姿で周囲の信頼を勝ち取れるような、人間として世界に通用する若者が切実に待たれていると感じます。

そうした若者の成長に関われる絶好のポジションに、italianblue さんはいらっしゃると思いました。
  • 2013-10-06 17:05
  • newskids
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[C141] ありがとうございます

激励ありがとうございます。

年一度の講義ですが、多くの学生と会話して学生が日本に自信と誇りを持って目に輝きが出てくると自分自身も元気になれますのでボランティアで引き受けています。(交通費のみ支給されます)

そのため歳を取ってから自分も勉強が好きになりました。何よりもインターネットの発達のお蔭で時間、場所、天気・天候に関係なくあらゆることを直ぐ調べられるのが楽で良いですね。こちらのWebサイトで知識人のご意見をお伺いすることもできますし大変感謝いたしております。

半分ボケ防止の意味もありますが、頭脳の活動はタダなので日本の未来を担う若者たちのために微力ながら頑張ろうかなと思っています。

[C164] 内部留保

現金関係の内部留保はデフレも関係していると考えます。デフレのときはcash is king
ですから。
  • 2014-07-13 20:06
  • エル
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[C167] エルさんへ

たしかにデフレである以上は資産を実物ではなく現金として持っておきたいと考えるのが自然だと思います。
となると「すぐに使える内部留保がこんなにあるじゃないか」という主張がますます勢いを増すことにもつながります。

経営者にとっては考えどころかもしれませんね。
  • 2014-07-17 12:26
  • newskids
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[C169] ありがとうございます

内部留保があっても、デフレでは待った方がとくなので、陳旧化した設備の更新や新規投資に後ろ向きになるのでないでしょうか。インフレになれば現金関係の内部留保は減少するかと考えますが。
  • 2014-07-19 09:02
  • エル
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[C172] エルさんへ

ご返信いただき嬉しいです!

> 内部留保があっても、デフレでは待った方がとくなので、
> 陳旧化した設備の更新や新規投資に後ろ向きになるのでないでしょうか。
> インフレになれば現金関係の内部留保は減少するかと考えますが。

経営者の立場としてはまさしくその通りだと考えます。

そこへ企業の所有者たる株主が「内部留保があるなら配当にまわせ」と要求してきたり、
労働者の代表たる労働組合が「内部留保があるなら賃金を上げろ」と声をあげたり、
政策責任者である政府が「内部留保を活用して景気回復に貢献してほしい」と口出ししたりすることで、
経営者の「内部留保温存計画」を阻止しようと迫ってくると、どうなるか読みづらくなります。

政府・日銀がゆるやかなインフレを達成することができれば、
おっしゃる通り経営者も「内部留保をよこせとうるさく言われるぐらいなら、投資に使ってやる」と考え、
今よりも内部留保を減らす方向に動きやすくなりそうですね。
  • 2014-07-23 20:07
  • newskids
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[C175] またまた有り難うございます

日本の企業の大部分は株も公開せず、組合もない弱小企業ではないでしょうか。その経営者はエルのような考えかと思います。
また貸しはがしを経験していれば余計に
内部留保を厚くします。
  • 2014-07-24 16:27
  • エル
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[C176] エルさんへ

> 日本の企業の大部分は株も公開せず、組合もない弱小企業ではないでしょうか。
> その経営者はエルのような考えかと思います。

ご指摘をいただき気になったので調べてみました。

法人企業統計年報特集(平成24年度)によりますと、
全産業における企業の内部留保(=資本剰余金+利益剰余金)がおよそ430兆円。
うち資本金10億円以上の大企業分が230兆円以上を占めるようです。
となると大企業分を除いた、残り200兆円あまりも気になりますね。

企業の内部留保に関する議論では、大企業分が取り沙汰されることが多いため、
中小企業分について注目したことはありませんでしたが、
こうして見ると決して無視できない額であり、
エルさんが指摘されたような動向がこれから注目されるかもしれませんね。
  • 2014-07-24 19:19
  • newskids
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[C177] 御礼

愚見に対してわざわざ調べ物をして頂き
有り難うございました。
  • 2014-07-26 08:31
  • エル
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[C180] 内部留保

7月29日日経新聞朝刊5ページに「日本企業が持つ内部留保は約300兆円、現金は168兆円、中小企業分は101兆円」とありました。
  • 2014-07-29 06:48
  • エル
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[C181] エルさんへ

> 7月29日日経新聞朝刊5ページに「日本企業が持つ内部留保は約300兆円、現金は168兆円、中小企業分は101兆円」とありました。

有用な情報提供ありがとうございます。
「日本企業が持つ内部留保は約300兆円」ということでしたら、
・平成24年度分のデータをもとに
・「内部留保=利益剰余金」とみなし(資本剰余金や引当金などを含まない)
算出しているようですね。

注目すべきは「現金は168兆円」でしょうか。
内部留保に関する議論では「内部留保のほとんどは現金でない資産なので、現金化できない」との主張がありましたから、このデータはその考えに一石を投じるものになるかもしれません。
  • 2014-07-29 09:46
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[C205] 分かりやすかったです

わかりやすかったです
譲渡性預金▼(CD)=通帳を受け渡しできる預金
の部分がわからなかったです

ありがとうございました
  • 2015-04-14 17:07
  • 鈴木
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[C206] 鈴木さんへ

コメントありがとうございます

> わかりやすかったです
> 譲渡性預金▼(CD)=通帳を受け渡しできる預金
> の部分がわからなかったです

ご説明します。
通常の「普通預金」では、口座を他人に譲ることができません。
なぜなら銀行の知らないところで勝手に口座を受け渡ししてしまうと、
いざ引き出す場面で銀行が「本当にこの人にお金を渡していいの?」と困ってしまうからです。

ですが預金者からすれば、大金のやりとりを口座の受け渡しで済ませたい需要があります。
現金でやりとりするには大金すぎたり、小切手などでは換金の手間があるからです。

そこで「譲渡性預金」が誕生し、
譲渡可能な預金口座を特別に持てるようになったというわけです。
  • 2015-04-15 21:37
  • newskids
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[C223] 教えて下さい☆

(´・ω・`)<どうして通貨が増えると景気が良くなりやすいの?

お金が増えると、収入も増えやすくなるからだよ。

ここの因果関係が良く理解できないです。。
なぜならお給料(収入)は銀行振り込みでされるからです。

通貨の量を増やすって、その増やしたお金をヘリコプターでばら撒くのであれば、たしかに所得は増えると思います。

でも銀行へ流れて、そこから貸し出すとなるとまた一部の所へしかお金が渡らないので、所得の増加にはつながらないと思うんです。

そこの部分の詳しい解説が知りたいです。
  • 2016-05-04 19:21
  • とある市民
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[C224] とある市民さんへ

ご質問ありがとうございます。

> でも銀行へ流れて、そこから貸し出すとなると
> また一部の所へしかお金が渡らない

たしかに銀行がお金を貸し出すだけでは
私たち庶民の収入は増えないようにも思えます。

ですが、お金を借りた企業は利子をつけて返す必要があります。
そのためには

・賃金増加で人材を獲得する → 従業員が儲かる
・設備投資で事業を拡大する → 設備屋が儲かる
・市場開拓で販路を拡大する → 取引先が儲かる

などの営業努力をしてお金を増やさなければなりません。
この過程でそれぞれの現場で働く労働者の収入が増えやすくなる
・・・というのが理想です。

ところが実際にはこうなっていません。
その理由の一つが需要不足です。
「車も家も土地も子供も持てない(要らない)」
という人が増えれば、企業も事業を拡大しようがありません。
ですからわざわざお金を借りて増やそうとは思わなくなります。
その結果、企業の内部にお金が溜まり内部留保が増えていきます。

個人的には医療や福祉にはなお需要があるのですから、
「需要がない」というより「需要と供給が合致してない」ことに
問題があるようにも思えます。

以上が私なりの説明ですが、いかがでしょうか。
  • 2016-05-04 22:14
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[T1] まとめteみた【日刊こどもニュース】

(・∀・)<もうね、通貨供給量(お金の流通量)の話はタクサンだ!(・A・)<どうしたの?(・∀・)<景気の話となると、みんな「通貨供給量」の話ばかりするんだ(・A・)<そりゃ当然だよ。通貨供給量は景気や物価のカギを握るからね(・∀・)<そうなの?(・A・)<景気っ...
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通貨供給量ってなに? 景気や物価と関係あるの?

(・∀・)<もうね、通貨供給量(お金の流通量)の話はタクサンだ!
(・A・)<どうしたの?
(・∀・)<景気の話となると、みんな「通貨供給量」の話ばかりするんだ
(・A・)<そりゃ当然だよ。通貨供給量は景気物価のカギを握るからね
(・∀・)<そうなの?
(・A・)<景気ってお金回りのコトだから、お金の量を抜きに語れないんだよ
(・∀・)<たしかにお札をたくさん刷れば、景気が良くなる気がするね
(・A・)<そんなことしたら、インフレバブルになっちゃうよ!
(・∀・)<でも〝通貨供給量を増やす〟って、〝お札を刷る〟ことでしょ?
(・A・)<それは現金通貨だけの話。〝通貨〟には、他にもいろいろあるんだ
(・∀・)<そうなんだ。じゃあそのあたりを整理してよ

(´・ω・`)<通貨ってなに?

通貨とは、その地域で通用する貨幣(お金)のことだよ。

(´・ω・`)<お札(紙幣)やコイン(貨幣)のこと?

それは現金通貨だね。
それ以外にも、次のようなものがあるよ。
■通貨の種類
通貨というと、M1M2M3広義流動性のどれかを指すことが多い。
M1現金通貨預金通貨
M2現金通貨預金通貨準通貨+譲渡性預金(一部金融機関を除く)
M3現金通貨預金通貨準通貨+譲渡性預金
広義流動性M3+債券+信託+コマーシャル・ペーパー(CP)

 現金通貨=お札(紙幣)+コイン(貨幣)
 預金通貨要求払預金-その銀行が持つ小切手手形
  要求払預金=いつでも引き出せる預金(普通預金など)
 準通貨定期預金外貨預金など
 譲渡性預金(CD)=通帳を受渡しできる預金。大金の受渡しに便利

(´・ω・`)<M2M3はなにが違うの?

M2には、ゆうちょ銀行などが含まれていないんだ。
ゆうちょ銀行は、以前は国が運営していたからね。

(´・ω・`)<じゃあ、通貨供給量ってなに?

通貨供給量とは、世間に出回る通貨(お金)の量だよ。
マネーサプライマネーストックとも呼ばれるんだ。

(´・ω・`)<〝通貨〟って、M1? M2?

M2+CD(譲渡性預金)M3が重視されているよ。

(´・ω・`)<どうして変わったの?

ひとつはゆうちょ銀行民営化したためだよ。
M2にはゆうちょ銀行が含まれていなかったから、不十分だったんだね。

(´・ω・`)<通貨供給量って、どのぐらいあるの?

じゃあ、内訳を見てみよう。
■通貨供給量の内訳(2012年1月時点
M3現金通貨預金通貨準通貨+譲渡性預金
1111兆円78兆円450兆円553兆円+31兆円

(´・ω・`)<現金は、全体の1割もないんだね

お札やコインなどの現金通貨は、通貨の一部に過ぎないんだね。

(´・ω・`)<でも変だよ? どうして現金を超える預金が存在できるの?

たしかに不思議かもしれないね。
預けた現金預金になるなら、本来は現金のないところに預金は生まれない。
なのに実際は、現金を超える預金が生まれている。

(´・ω・`)<この預金はどこからきたの?

じゃあ具体例で考えよう。
たとえば僕が銀行に1万円の現金預けると、1万円の預金通貨が生まれる。
すると銀行は、僕の1万円の現金を企業に貸し、利子をとって儲けようとする。
その企業が、借りた1万円の現金を再び預けると、預金通貨が2万円になる。

1枚の1万円札が、銀行から出たり入ったりして預金通貨が増えるんだね。

(´・ω・`)<だったら預金通貨なんて信用できないよ! 現金が足りないもん

たしかに現金通貨が1万円だけじゃ、2万円の預金通貨を現金化できないね。
でも大丈夫。現金が足りないときは、日銀がお札を貸してくれるんだ。
銀行は日銀からお札を受け取り、預金の引き出しにあてるんだよ。

(´・ω・`)<じゃあ、預金通貨も信用していいんだね

そう。
信用によって通貨と見なすことから、預金通貨信用貨幣とも呼ばれ、
銀行が預金と貸出を繰り返して信用通貨を生み出すこと信用創造と呼ぶよ。
信用創造する前の通貨量マネタリーベース(ハイパワードマネー)と呼び、
信用創造を含めた通貨量通貨供給量(マネーストック)と呼ぶんだ。

(´・ω・`)<通貨供給量がわかると、なにかイイコトがあるの?

通貨供給量は、景気物価を直接左右する」んだよ。

景気お金回りのことだから、通貨が増える景気が良くなりやすいし、
物価お金の価値と表裏一体だから、通貨が増える物価が上がりやすい。

(´・ω・`)<どうして通貨が増える景気が良くなりやすいの?

お金が増えると、収入も増えやすくなるからだよ。
収入が増えると、みんなが買物をたくさんしやすくなる。
買物が増えると、さらにみんなの収入が増えやすくなるでしょ。
この好循環が、景気(お金回り)を良くするんだよ。

(´・ω・`)<どうして通貨が増える物価が上がりやすいの?

お金が増えると、お金の希少価値が下がりやすくなるでしょ。
お金の価値が下がるってコトは、モノの価格(物価)が上がるって意味だよ。
これが物価の上昇だね。

(´・ω・`)<通貨供給量って、景気物価深く関わっているんだね

だからこそ、政府日銀通貨供給量を調節しているんだよ。

(´・ω・`)<通貨供給量をどうやって〝調節〟するの?

通貨供給量を調節するために、
政府財政政策(政府の家計収支を調節)を、
日銀金融政策(銀行の貸し出しを調節)を行うよ。

(´・ω・`)<財政政策ってどんな政策?

たとえば減税公共事業などだよ。
そうして国民の(手取り)収入を増やすお金の流通量が増えるんだ。

(´・ω・`)<金融政策ってどんな政策?

たとえば公開市場操作などだよ。
買いオペで銀行の手元資金を増やすと、お金の流通量が増えるんだ。

(´・ω・`)<なら日本は不況だから、通貨供給量を増やそうよ

実は不況を克服するため、日銀は通貨供給量を増やしているんだ。
2004年1月から2010年12月までを比較すると、
現金通貨69兆円76兆円(7兆円増)に増え
通貨供給量(M3)1020兆円1083兆円(63兆円増)に増えたよ

(´・ω・`)<だったら、どうして景気が良くならないの?

お金が増えると、収入も増えやすくなる〟って言ったでしょ。
ところが実際は、収入が増えていないんだ。
同じ2004年1月から2010年12月までを比較すると、
給与総額208兆円194兆円(14兆円減)に減っているよ

(´・ω・`)<じゃあ、増えたお金はドコに行ったの?

その代わり、大企業(資本金10億円以上)の内部留保は増えているんだ。
同じ2004年1月から2010年12月までを比較すると、
大企業の内部留保162兆円234兆円(72兆円増)に増えたんだよ

(´・ω・`)<せっかく通貨供給量を増やしても、誰かがせき止めてたらイミないね

〝通貨供給量で景気を動かす!〟と言っても、限界があるんだね。



【参考】金融用語辞典 マネーストック

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コメント

[C50]

経済のことを勉強したい、でも用語が分からない!と思っていたのですが、このサイト様を通じて楽しく勉強できています。調度毎日新聞で、日銀の説明があった時この用語が気になっていたので嬉しかったです。頑張ってください!
  • 2012-04-25 21:45
  • ゆきち
  • URL
  • 編集

[C51] ゆきちさんへ

コメントありがとうございます!

> 頑張ってください!
そう言っていただけると更新の意欲がわいてきます。
手の空いたときにまとめて更新するペースでやっていますので、
これからも長い目でお付き合いいただけますと嬉しいです。
  • 2012-04-25 22:40
  • newskids
  • URL
  • 編集

[C52]

こんにちは!最近このサイトを見つけました。
会話調なので面白いしよく分かります!
私は今年受験生なのですが理解出来ると楽しいです!
更新楽しみにしてます!
  • 2012-04-29 17:38
  • 名無し
  • URL
  • 編集

[C53] 名無しさんへ

応援ありがとうございます!
みなさんからコメントをいただいたお礼もかねて、
憲法記念日には憲法のゴロ合わせで記事を書いてみようと思います。
受験で政治経済を使うなら、憲法も出題範囲に含まれることでしょうし。

受験がんばってくださいね。
  • 2012-04-29 21:49
  • newskids
  • URL
  • 編集

[C70]

この説明だけでは不十分だと思います。他国――アメリカやイギリス、フランス、ドイツ、スイスさらにはブラジルや中国、韓国などの通貨供給量のグラフも必要かと。
  • 2012-07-12 11:54
  • 変化
  • URL
  • 編集

[C72] 変化さん

コメントありがとうございます。

> この説明だけでは不十分だと思います。

他国の通貨供給量のグラフもあると面白そうですね。
これから更新する際の参考にさせていただきます。
  • 2012-07-12 22:11
  • newskids
  • URL
  • 編集

[C84] わかりやすくて感動!

前から知りたかったことに、とても分かりやすく説明していただき、ほんとうにありがとうございます。「こどもニュース」というタイトルですが、40歳の私にも本当に役立ちます!ほかの記事も読ませていただきたいと思います~
  • 2012-09-19 23:09
  • たてきツアー
  • URL
  • 編集

[C85] 信用できるのは現金のみ!

お金のことが少し分かったような気がします!奥が深いお金の問題ですね!

[C88] 元国家公務員

コメントありがとうございます!
身近なお金の話なのに、いざ考えてみると不思議なことがたくさんあって面白いですよね。
  • 2012-09-20 15:54
  • newskids
  • URL
  • 編集

[C89] たてきツアーさんへ

コメントありがとうございます!
そう言っていただけるとブログを作ったかいがあるというものです。
また時間のあるときに更新していきますので、今後ともよろしくお願いします。
  • 2012-09-20 15:55
  • newskids
  • URL
  • 編集

[C132] 財政再建シミュレーション

大変分かり易い説明ありがとうございました。
通貨量(現金)に関して質問がございます。
日銀が徐々に通貨を発行して現金の量を増やしても日本国民の性格から判断して銀行預金にするばずなので、ハイパーインフレは起きないのではないかと考えています。例えば年間50兆円程度貨幣を増刷して国債を政府が買い取っていくと実際はどのような現象が起こるのでしょうか? 計算上は20年で国債は消滅できることになります。そんな単純なものではないかもしれませんが。
政府が国債を発行しなくなるとそれこそ行き場のなくなった国民および企業が保有する現金は海外の投資に流出するか銀行に眠ることになるんでしょうか?

個人的には安倍政権が現在進めている法人税の軽減はあまり景気の下支えには貢献するとは思わず、むしろ企業に大量に貯まった資金を吐き出させる政策が必要のように思います。社内留保が従業員1人当り500万円以上ある企業に対しては預金税(預金の30%)のようなものを課税した方が効果があると思います。(蛇足でした)

[C133] Re: 財政再建シミュレーション

Italianblue さんへ。
コメントありがとうございます。
及ばずながら、私にできる範囲でご返答いたします。

> 例えば年間50兆円程度貨幣を増刷して国債を政府が買い取っていくと
> 実際はどのような現象が起こるのでしょうか?

この場合、次のようになると考えるのが一般的だと思います。

①政府に国債を買い取ってもらって現金を得た投資家が、新たな投資先を探し始める
②「政府の方針だと今後は現金通貨が増えそう。なら現金の価値は下がるハズ」と投資家が考える
③「だったら市場は現金を現物に換えたがるハズだから、現物に投資すれば儲かる」と投資家が考える
④金・原油・不動産などの市場価格が高騰
⑤原油や不動産の高騰で製造コストが上がり、さまざまな商品が値上がりする
⑥インフレ圧力が高まる

ただ③において、現金を投資に回そうと思ってもめぼしい投資先が見当たらず、
現金が国外に流出または死蔵される可能性もあることはご指摘の通りだと思います。

ですがその場合でも、銀行預金という形にとどまるかどうかは疑問が残ります。
なぜなら①にもあるように、国債の買取りで現金を得るのは主に投資家だからです。
投資家が現金を預金の形で塩漬けしておくとは考えにくいと思います。
しかも、インフレ傾向で国内の現物市場の高騰が予想されるならなおさらです。

以上の理由に加え、国債の買い取りが年間50兆円と巨額であることも踏まえると、
ご指摘の事例では急激なインフレに進むと私は考えますがいかがでしょうか。


> むしろ企業に大量に貯まった資金を吐き出させる政策が必要のように思います。

私も同感です。
お金を血液に例えるなら、内部留保の滞留は動脈硬化で血流が止まっているようなものだと思います。
どんなに血液の量を増やしても、血管がふさがれていたのではかえって重い合併症を招きかねません。
その解消には、ご提案された資産課税による所得の再分配も有効な方法だと思います。

その一方で、企業側からは「消費者にお金を渡したところで、自社の商品が売れて企業に還元される保証はない」との批判もあるかもしれません。

「消費者にお金を渡せば、きっと自社に還ってくる」と思えるような産業構造や福祉政策の改革も、
合わせて期待したいと思います。
  • 2013-10-03 05:16
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[C135] 再生シミュレーション

ご指南ありがとうございます。
日本銀行の資金循環統計に国民の現金預貯金が800兆円、法人が200兆円と書いてありましたので、それらは基本的に銀行にあると思いました。
銀行は先物取引には手を出さないので日本国債などの絶対安全(?)な金融商品(現物取引)に変わるのではないかと考えました。日本の一般企業もリスクのある金融商品で財テクしようとする企業はまずないでしょうから、自社で資金運用するとすれば現物の金、または不動産投資になるかもしれませんね。不動産価格は上昇すると考えられますが、果たして90年初めのバブル時と同じ現象が起こるかイマイチ確信が持てません。あの時は土地は高騰しましたが、その他の物価はそんなに上がらなかったような気がします。買い控えが続き(安いものだけを買った)、2年後ぐらいに買い控えに疲れた庶民の中に高級志向が生まれたような記憶があります。
また日本の基幹産業は既に需要を賄うだけの生産設備は持っていると思いますので新規に土地を購入して生産拡大しないかぎり不動産価格高騰による製造原価の上昇はないような気もします。
金に資金が回る分には金の高騰は起こっても他の物価にどれくらい影響が起こるのか想像がつきません。金に変わった現金は金の販売会社(または元々の所有者)から一部投資、社員の人件費、運転資金、社内留保などの形となり結局銀行に流れ着きそこで新たな行き場をさぐる構図になるのではと経済素人の私には思えます。
残る大きな要素は日本の最大の弱点である原油かと思いますが、果たして原油投資(投機?)に走る民間企業(投資会社は積極的に投機するかも)がどれくらいいるかでしょうか。これも何とも言えまん。
ご指摘の通り原油が高騰すれば全ての物価に影響しますのでこれだけは問題ですね。
そこでふと思いついたアイデアですが、市場に有り余った現金(毎年50兆円)を利用して国の新エネルギー政策としてメタンハイドレート開発機構(官民共同企業)、または太陽光発電機構(同)、などの国家プロジェクトに資金を招きこみ運用益で高配当(3~5%)を出すような仕組みが効果的かと思います。そのためには日本の技術力を総動員しなければならないでしょうが、幸いにも日本近海にはメタンハイドレートの資源もあるようですし、何より採掘技術や太陽光発電に必要な半導体製造技術では群を抜く製造技術がありますから技術的難易度としては中程度ではないかと思っています。必要なのは多額の資金と国の思い切った政策方針ではないかと思います。
長くなり申し訳ありません。

[C136] Re: 再生シミュレーション

italianblue さんへ。
非常に興味深いコメントをありがとうございます。

私が申し上げた教科書的な解釈に対し、
italianblue さんの現実的な解釈はとても有意義だと思います。

ご指摘の通り、現金化された資産が次にどこへ流れるのかは見定めにくいと思います。

たしかにこれまで、銀行は大量の国債を買い支えてきました。
以前は実質的な買取り義務のためであり、
バブル崩壊後は他にめぼしい投資先がないこともあって消去法で国債を買い支えた、
というのが私の認識です。

ここで新たに「国債買取年間50兆円」という条件が追加されたと想定してみます。
投資家はどうしても急激なインフレを警戒するでしょう。
すると、これまでの「国債しか安心できるものがない」から
「額面通貨が円である以上、国債ですら安心できない」となり、
国債すらも消去される選択肢になりうると考えます。

そこで次の投資先です。

(1)まず不動産ですが、不動産バブルの崩壊を経験している日本人が、
同じ轍を踏むとは考えにくいかもしれません(といいますより、できれば考えたくありません)。
ですが仮に「年間50兆円」が不動産投資に回ったとしたら、やはりバブルは避けられないと思います。
ではバブルが起きたとして、それが物価に影響するのでしょうか。
そこで、過去のバブルにおける企業物価指数を調べてみました。
1989年4月から1990年3月までの1年間、2.0を上回り続けるという高水準が続いたものの、
オイルショックの影響が残る1980年代初頭の13.0などと比べるとそれほどでもないようにも見えます。
また、少子化で日本経済自体が生産拡大局面にないことからも、
不動産価格が設備投資、ひいては物価に与える影響は他の要因に比べ限定的かもしれません。

(2)次に金ですが、これは市場規模もそれほど大きくなく、
価格が安定している(と思われるように調整されているとも言われます)ことからも、
物価に与える影響という点では主要因ではないと思います。

(3)問題の原油ですが、現在原油の価格を握るのはWTI原油だといわれています。
ところがWTIで実際に取引されるのは世界の原油の0.4%に過ぎず、
その価格形成には米国が影響力を持つといわれています。
仮に円が原油市場に大量に流れ、原油価格を高騰させれば米国にとっても大打撃です。
おそらく政治的な働きかけを受け、なんらかの規制を余儀なくされると思われます。

このように考えると、「年間50兆円の国債買取」は、
原油市場に限らず世界のあらゆる市場(外債など)に影響を与えかねないため、
日本政府の独断では継続できない、というのが最も現実的な回答だと思います。

その根本には、日本国内に有望な投資先がないという問題があります。
ですので、ご指摘の新エネルギー政策は、
エネルギー供給構造の改善という点のみならず、
産業構造の改革という点からも正攻法だと思います。
私自身も、日本の産業構造を見直さずして資金のあり方は見直せないと思います。

とはいえ、産業構造の見直しには痛みが避けられません。
ですから、政府の積極的な働きかけがない限り実現は難しいでしょう。
政府が動くためには、国民の強力な後押しが不可欠です。
italianblue さんのように現実的な面も踏まえて目標を語れる方が多くいれば、
きっと日本にはその目標を実現できるだけの力があると、私は信じています。

  • 2013-10-04 14:44
  • newskids
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[C137] 再生シミュレーション

私の拙い経済知識で書いた考えに具体的なバックデータを基にコメント頂きまして誠にありがとうございます。知識の向上ができて大変助かります。

私の専門分野はIT産業で、とあるきっかけで再来週都内の私立大学で産業概論という特別講座でIT業界の実態というテーマで説明するはめになったのです。その一環である程度日本経済のことも説明する必要から関係する記事を読み、ネタを仕込んでおこうと思った次第です。

日本は技術力が高いことと昔の通産省の政策で外資系コンピューター企業(中心はIBMですが)の日本市場支配を見事に防ぎきりました。
現在コンピューター(サーバー)と言われるマシンを設計・製造できるのは米国と日本の2ヶ国だけと言って良いでしょう。ガラバゴスと言われた携帯電話に関しても他国の技術とサービスレベルが低過ぎて起こった現象でした。
自動車は世界で8ヶ国が製造技術を持っていると思いますが、トヨタ、ホンダ、日産等が海外で数の上では米国を上回っていますので敢て日本政府が支援することはないのでしょう。

一方IT分野に関しては残念ながら世界に通じる日本製品(ハード/ソフト/サービス)がないのです。最近はスマートフォンおよびiPADの普及のために衰退の予兆が出てきたマイクロソフトですが、知的財産を席巻すると莫大な利益を生んだ典型的な企業です。
政府は知的財産ビジネス分野を開発支援して、エネルギー同様官民共同事業体を構築していけば年間数兆円のリターンは得られるのではないかと思います。ざっくり言うと3年間で10兆円の研究開発費(一部M&A資金)を投入して4年後から年間5兆円の利益を挙げるというような計画です。国債発行に変わって官民共同事業への株主募集という形で市場に流れた現金を回収すると良いのではないかと思います。国自身も事業主としてロイヤリティ収入を毎年確保するという構図です。

想定される投資分野
1 ソフトウェア    基幹業務の開発 中程度の利益構造
2 クラウドサービス  システム運用  安定的な利益構造
3 コンテンツビジネス 日本の強み   爆発的な利益構造 

1に関しては超売れ筋企業の買収というのもありかもしれません。現在のIBMは儲かっているソフトウェア会社の企業買収で売上と利益の増加を図っており、資金力をベースにしたマネーゲーム的経営となっています。(もうハードウェアでは儲からないのです。因みにIBMは10兆円の売上で1兆円の利益と言う構図が出来上がっています)
あるいは日本がこれまで立ち遅れた金融分野の戦略的展開でロックフェラーが支配するJPモルガン(総資産220兆円?)とかロスチャイルド傘下のロイヤルダッチシェルなどにM&A攻勢かけるのも面白いかもしれません。(莫大な資金が必要でしょうけどユダヤの世界制覇は阻止しないといけません)

ただ日本の国策会社がM&Aをやり出すと米国政府と経済面で全面戦争になるかもしれませんが、その時は「米国国債を全部売るぞ」と切返すすのが日本の最後の切り札でしょうか? まあTPPは実質的には経済戦争ですが。

日本では企業が独自の基幹業務プログラムを開発したがるのでイマイチ普及しないクラウド(ASP)サービスですが、外国は安ければ既製服でも構わないという文化ですから日本人感覚のきめ細かい作りの業務システムを用意してやればある程度普及するかもしれません。開発費用よりもマーケティング費用の方がかかるかもしれません。

一番効果的なのは日本の最も得意なアニメ、漫画などのコンテンツをクラウドで展開するのが良いかなとも思います。この場合はコンテンツの製作コストの比率が高くなると思います。ただ当たれば利益率は1万倍以上になりますので100本に1本ヒットが出れば十分です。
例えば、世界の5億人が毎月300円払うようなサービスを展開できれば年商1.8兆円の企業が誕生です。製作費用と運用費用併せて3000億円程度でいけるのではないかと思います。
アニメ30分の製作コストは3000万円程度ですから毎日新作1本作っても年間120億円ぐらいです。従って顧客満足度を向上するために毎日10本の新作を用意しても年間1200億円の原価で運営可能です。
ただ問題なのはお役所の縦割り行政がこのような斬新なビジネスモデルを排除する点でしょうか。
金は用意するけど民間の有能な経営者に運用を委託するという姿勢が必要でしょう。何故なら高学歴で有能なはずの官僚も初期投資までしか考えず、継続的な運用益には無頓着なので国としても儲かる構図を組み立てられません。本当は気づいているのかもしれませんが、面倒な仕事をしたがらないだけかもしれませんが、それでは財政は改善しません。(正に親方日の丸感覚)
国(役人と政治家)の理解と決断の基に日本の技術力を以ってすれば早期の改善は可能ではないかと考えています。

[C138] Re: 再生シミュレーション

italianblue さんへ。

たいへん面白いお話ですね。
高い技術力がありながら、サービス展開で日本が後れを取ってきたことは本当に残念でなりません。

そんな中でハードだけでも守れたことは、お家芸とも言える製造業を活かす上でも、国防の点でも重要だったと思います。
最近でも lenovo のハッキング工作疑惑が取り沙汰されてましたしね。

# 願わくば、スマホという新たな土俵が生まれたところで
# TRON にも復権してほしいところでしたが、高望みかもしれません。

> ただ日本の国策会社がM&Aをやり出すと
> 米国政府と経済面で全面戦争になるかもしれませんが、
> その時は「米国国債を全部売るぞ」と切返すすのが
> 日本の最後の切り札でしょうか?

個人的には正面切って反発するより、根回しで懐柔する方がやりやすいように思います。
例えば表向きは国策会社による M&A ではなく(政府の後押しを受けた)民間企業との合弁会社を設立するという形で花を持たせ、実際は資金力を武器に親会社にも影響を及ぼしつつ、米国政府が気づいた頃にはなくすになくせないほどの雇用を握る、といった感じでしょうか。
米国政府と競うなら、いかにして米国国民を味方につけるかがカギだと思います。

さて、今後のビジネス展開についていい刺激をいただいたところで、
私も次のようなことを考えてみました。

①日本のビジネスの主戦場は貿易か?
②貿易でないなら、所得収支をどう増やすか?
③新たなビジネスモデル

①について、まずは貿易収支を見てみると2011年から赤字に転落しています。
ところが経常収支全体で見ますと、最新の2013年でも黒字を保っています。
それは所得収支(ロイヤリティなど)が10兆円ほどあるおかげです。
2005年から貿易収支を所得収支が逆転していることから、
すでに日本は貿易立国から知財立国への道を歩みだしていると私は思っています。
一方で不安要素もあります。
所得収支は2012年の15兆円から2013年には10兆円に減少しており、
新たに種を蒔かなければいずれ赤字に転落しかねないことです。

そうなると ②所得収支をどう増やすか? つまり、ロイヤリティを増やす方法が知りたい。
そのためには特許など知財戦略が重要ですが、まずは特許になる技術を育てる必要があります。
ところがこれが難しいのは言わずもがな。
アメリカは言うに及ばず、最近は中国も台頭してしのぎを削っています。
このまま行けば、いずれ費用対効果が見合わずに「特許貧乏」になりかねません。
今のうちに、「いずれ」の後を見据えておく必要があります。

ならば ③新たなビジネスモデルが必要でしょう。
そのヒントは、「『初期費』切らせて『維持費』獲れ」にあると考えています。
例えば本体を無料にして通信費でモトを取る携帯電話もそうですし、
ロイヤリティも「研究開発費を削って利用料を払う」という点で類するでしょう。
そこでご指摘のサービス・コンテンツ事業と組み合わせて考えると、
私が思い浮かべるのはニコニコ動画の黒字化です。

なぜ利用者はニコニコ動画にお金を払うのか?
私見では、そこには「利用者を当事者にさせる」意識づけが働いているように思います。
「ニコニコにある『自分の』動画やコメントをみんなに見てほしい」
「ニコニコが設備投資してくれれば、『自分の』ネットライフも充実する」
「ニコニコなら、『自分に』何か面白いことを提供してくれそう」
「ニコニコがなくなったら、『自分が』困る」
そう思う人が一定数いるからこそ、月額500円の利用料が見込めるのではないでしょうか。

「利用者を当事者にさせる」ことのメリットは他にもあります。
それは、ニコニコをマネしたサイトは簡単に作れても、
ニコニコの持つコミュニティまでは簡単にマネできなくなる、という点です。
同じ機能があっても、当事者意識のある利用者がいなければ競争にならないのです。
これぞ、「モノを売る」ビジネスモデルにはない強みだと思います。

では、海外版ニコニコ動画は実現できるか?
それにはやはり、良質なコンテンツの独占が不可欠でしょう。
そしてここにこそ、日本の優位性が発揮できるのではないでしょうか。

現状、アニメなどのコンテンツは個別に海外で配信されているように思います。
これを変え、例えば海外版ニコニコ動画のようなサイトで独占的に配信する。
そうして利用者を囲い込んだ上で、ニコニコ動画のような収益体制を築くことができれば、コンテンツを消費するビジネスモデルから継続的に利用料を期待できるビジネスモデルに転換することにもつながるのではないでしょうか。
さらに日本の経験をもとに現地のクリエーターを育てることで、その土地ならではの新たなヒット作を生み出し、その放映権を握ることができれば、「制作は現地で、利用料は山分け」というオイシイ関係も期待できます。

経済面だけでなく、政治面でもメリットはあるはずです。
日本語を理解できる外国人は反日感情に流されにくいとも言われます。
どれほど正しいのかはわかりませんが、少なくとも日本の意見を知ることができる人が増えることは、常任理事国になりたい日本にとってマイナスではないはずです。
そうしたストーリーに説得力を持たせることができれば、今まで無関心だった人たちをも味方に取り込むことができるかもしれません。

せっかく日本には優位性があるのですから、
それを継続的な収益構造につなげるチャンスもたくさんあると思います。
ご指摘の通り政府の積極性は十分とは言い難いですが、
もしかしたら italianblue さんのお話を聞いた大学生の中から
こうした分野に挑戦したいと思う人が現れるかもしれません。

そうした点からも、講演がうまくいくよう願っております。
  • 2013-10-05 16:03
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[C139] 若者の思考

そうですね、米国とはつかず離れずという微妙なさじ加減の経済戦略という外交戦略か良いかもしれませんね。日米安保で必ず守られるかも微妙ですしね。

Lenovoの記事は見落としていました。中国ですから何でもありの仕掛けですね。Lenovo PCのベースとなっているIBM Think PadはIBM大和研究所で開発されたかと思いますが、その大和研究所も土地建物全て売却され、研究者は豊洲の施設に配置転換か退職に追い込まれました。悲しい話です。IBMは確かLenovoに2000億円(IBMの負債込)でPC部門を売却し、その資金を基にM&Aに走りました。最近では低価格サーバーの事業譲渡まで検討しているとかで、完全に脱ハードウェア(知的財産ビジネスにシフト)を模索しているようです。個人的にはハードウェア分野を離脱すると技術力の低下が徐々に発生しますので果たして正解なのだろうかと思います。まあ、あと3年以内にマインド・リーデイングと言って人間の脳の中の思考を読みと獲れる技術を確立すると宣言していますから、医療(痴呆症の治療など)とか金融(パスワード不要となる唯一無比の識別処理)での知的財産ビジネスを狙っているのかもしれません。

PC自体利益率の低い(多分15%程度の粗利益率)製品なのでどのメーカーも事業継続が問題になっていると思います。PC事業はマイクロソフトとインテルを儲けさせてPCメーカーは疲弊したという何ともおかしな事業構造でした。
ただスマートフォンやタブレット端末の登場で今後PCは徐々に減少するのではないかと予想しています。そこにマイクロソフトのビジネス課題がありますね。

海外版ニコニコ動画方式は有効でしょう。フランスなどは1970年代から日本のアニメを放映して30歳代ぐらいまでのフランス国民が日本のアニメに影響(概して親日)を受けていますので、EU圏でコンテンツ・ビジネスを拡大するにはハブ拠点になると思います。

経済産業省も目立ちませんが、地道にフランス(Japan Expo)、ドイツ(Japan tag)、英国(Japan Day)などで日本の文化を広める活動をしていますので、これらをもっと組織化して具体的なビジネスに繫がるようにすると良いでしょう。

ご指摘の通り、コンテンツを通して、日本語、文化・歴史の理解という面でも効果はありますので、中国・韓国の反日運動が如何に独善的なものかを理解させ今以上に親日関係を構築し、国際世論から中国と韓国を牽制させた方が良いと思います。多分個人の本音の部分では中国、韓国、北朝鮮のことを好きな外国人は少数派だと思いますが、各国の政府の公式見解として日本を後押しするように仕向けてほしいものです。

大学の講義では思想教育は憚られますが、毎年「君達は日本に生まれたことを感謝しなさい。文化、技術、安全、衛生、勤勉で真面目な国民性の面でこれほど優れた国はないのだから。」と伝えています。

殆どの学生の反応は
「日本はダメかと思っていたが、日本に自信と誇りを持てるようになった。」
「日本をもう一度考えて、これから一生懸命生きていきたい」
などと非常に前向きなコメントが提出されます。
私も講義のまとめを淡々と記載した綺麗にまとまったレポートよりも熱い意志を感じるものをA評価にしています。

学生がそのように感じさせるためには、具体的に日本が優れている点をデータで示し、更にビジネス最前線の事例を語らないといけないのですが、90分間学生を惹きつけるシナリオとプレゼンテーションスキルが求められるのでこちらも事前準備が大変です。

やはり最近の学生はマスコミが悲観的な報道ばかりするものですから、大半が暗い思考に陥っています。
マスコミも批判ばかりでなく、こうすれば上手くいくとか、こんなに頑張っている人たちがいるとか、国民も頑張って国を後押ししようなどと前向きな姿勢が欲しいものです。

[C140] Re: 若者の思考

italianblue さん。
おっしゃる通り、否定的な情報に振り回されて可能性を見失ってしまうのはもったいないですよね。

私が韓国に行ったとき、韓国人から「日本は歴史があってうらやましい」と言われました。
飲み会の席で、「宮本武蔵は侍か?」と聞かれたときなど、他の韓国人スタッフが「No! 宮本武蔵は侍じゃない。侍とは主君に仕える者で・・・」と熱く語っていたのが印象的です。

また中国に行ったときは、書店の売れ筋 No.1 が「徳川家康」だったことが印象に残っています。
なんでも、徳川家康の仁君政治が中国人ビジネスマンの間で「ビジネスにも役立つ」と好評だったそうです。
日本人が知らないところで日本に興味を持ってくれている人がいることに、日本人である私たちが鈍感でいるのはチャンスを棒に振るようなものではないでしょうか。

こうした侍や忍者といった歴史や伝統が、日本のコンテンツビジネスにとっても大きなプラスであることは想像に難くありません。
さらに技術や文明といった近未来的な日本、四季に富んだ表情豊かな日本、秩序だって礼儀正しい日本・・・こうしたイメージが逆輸入され、かえって日本人のあるべき姿を思い出させてくれるのではないかと期待しています。

若者だけでなく、多くの人が批判一辺倒から脱却して、否定と肯定のバランスが取れた批評を目指せるようになってほしいと思います。
そうすれば安易な悲観論に陥ることなく、自ずから他人や他国から一目置かれる存在になり、たとえ主張を違えたとしても仲間を増やしていくことにつながるでしょう。
中国や韓国といった反日的な国に対しても敵視して組み伏そうとするより、相手以上に相手の主張を知り尽くし吟味した上で落としどころを提案できるような人材を私は望んでいます。

そのためにもやはり、悲観的な情報に踊らされず、相手の主張にも耳を傾け、その姿で周囲の信頼を勝ち取れるような、人間として世界に通用する若者が切実に待たれていると感じます。

そうした若者の成長に関われる絶好のポジションに、italianblue さんはいらっしゃると思いました。
  • 2013-10-06 17:05
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[C141] ありがとうございます

激励ありがとうございます。

年一度の講義ですが、多くの学生と会話して学生が日本に自信と誇りを持って目に輝きが出てくると自分自身も元気になれますのでボランティアで引き受けています。(交通費のみ支給されます)

そのため歳を取ってから自分も勉強が好きになりました。何よりもインターネットの発達のお蔭で時間、場所、天気・天候に関係なくあらゆることを直ぐ調べられるのが楽で良いですね。こちらのWebサイトで知識人のご意見をお伺いすることもできますし大変感謝いたしております。

半分ボケ防止の意味もありますが、頭脳の活動はタダなので日本の未来を担う若者たちのために微力ながら頑張ろうかなと思っています。

[C164] 内部留保

現金関係の内部留保はデフレも関係していると考えます。デフレのときはcash is king
ですから。
  • 2014-07-13 20:06
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[C167] エルさんへ

たしかにデフレである以上は資産を実物ではなく現金として持っておきたいと考えるのが自然だと思います。
となると「すぐに使える内部留保がこんなにあるじゃないか」という主張がますます勢いを増すことにもつながります。

経営者にとっては考えどころかもしれませんね。
  • 2014-07-17 12:26
  • newskids
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[C169] ありがとうございます

内部留保があっても、デフレでは待った方がとくなので、陳旧化した設備の更新や新規投資に後ろ向きになるのでないでしょうか。インフレになれば現金関係の内部留保は減少するかと考えますが。
  • 2014-07-19 09:02
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[C172] エルさんへ

ご返信いただき嬉しいです!

> 内部留保があっても、デフレでは待った方がとくなので、
> 陳旧化した設備の更新や新規投資に後ろ向きになるのでないでしょうか。
> インフレになれば現金関係の内部留保は減少するかと考えますが。

経営者の立場としてはまさしくその通りだと考えます。

そこへ企業の所有者たる株主が「内部留保があるなら配当にまわせ」と要求してきたり、
労働者の代表たる労働組合が「内部留保があるなら賃金を上げろ」と声をあげたり、
政策責任者である政府が「内部留保を活用して景気回復に貢献してほしい」と口出ししたりすることで、
経営者の「内部留保温存計画」を阻止しようと迫ってくると、どうなるか読みづらくなります。

政府・日銀がゆるやかなインフレを達成することができれば、
おっしゃる通り経営者も「内部留保をよこせとうるさく言われるぐらいなら、投資に使ってやる」と考え、
今よりも内部留保を減らす方向に動きやすくなりそうですね。
  • 2014-07-23 20:07
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[C175] またまた有り難うございます

日本の企業の大部分は株も公開せず、組合もない弱小企業ではないでしょうか。その経営者はエルのような考えかと思います。
また貸しはがしを経験していれば余計に
内部留保を厚くします。
  • 2014-07-24 16:27
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[C176] エルさんへ

> 日本の企業の大部分は株も公開せず、組合もない弱小企業ではないでしょうか。
> その経営者はエルのような考えかと思います。

ご指摘をいただき気になったので調べてみました。

法人企業統計年報特集(平成24年度)によりますと、
全産業における企業の内部留保(=資本剰余金+利益剰余金)がおよそ430兆円。
うち資本金10億円以上の大企業分が230兆円以上を占めるようです。
となると大企業分を除いた、残り200兆円あまりも気になりますね。

企業の内部留保に関する議論では、大企業分が取り沙汰されることが多いため、
中小企業分について注目したことはありませんでしたが、
こうして見ると決して無視できない額であり、
エルさんが指摘されたような動向がこれから注目されるかもしれませんね。
  • 2014-07-24 19:19
  • newskids
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[C177] 御礼

愚見に対してわざわざ調べ物をして頂き
有り難うございました。
  • 2014-07-26 08:31
  • エル
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[C180] 内部留保

7月29日日経新聞朝刊5ページに「日本企業が持つ内部留保は約300兆円、現金は168兆円、中小企業分は101兆円」とありました。
  • 2014-07-29 06:48
  • エル
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[C181] エルさんへ

> 7月29日日経新聞朝刊5ページに「日本企業が持つ内部留保は約300兆円、現金は168兆円、中小企業分は101兆円」とありました。

有用な情報提供ありがとうございます。
「日本企業が持つ内部留保は約300兆円」ということでしたら、
・平成24年度分のデータをもとに
・「内部留保=利益剰余金」とみなし(資本剰余金や引当金などを含まない)
算出しているようですね。

注目すべきは「現金は168兆円」でしょうか。
内部留保に関する議論では「内部留保のほとんどは現金でない資産なので、現金化できない」との主張がありましたから、このデータはその考えに一石を投じるものになるかもしれません。
  • 2014-07-29 09:46
  • newskids
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[C205] 分かりやすかったです

わかりやすかったです
譲渡性預金▼(CD)=通帳を受け渡しできる預金
の部分がわからなかったです

ありがとうございました
  • 2015-04-14 17:07
  • 鈴木
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[C206] 鈴木さんへ

コメントありがとうございます

> わかりやすかったです
> 譲渡性預金▼(CD)=通帳を受け渡しできる預金
> の部分がわからなかったです

ご説明します。
通常の「普通預金」では、口座を他人に譲ることができません。
なぜなら銀行の知らないところで勝手に口座を受け渡ししてしまうと、
いざ引き出す場面で銀行が「本当にこの人にお金を渡していいの?」と困ってしまうからです。

ですが預金者からすれば、大金のやりとりを口座の受け渡しで済ませたい需要があります。
現金でやりとりするには大金すぎたり、小切手などでは換金の手間があるからです。

そこで「譲渡性預金」が誕生し、
譲渡可能な預金口座を特別に持てるようになったというわけです。
  • 2015-04-15 21:37
  • newskids
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[C223] 教えて下さい☆

(´・ω・`)<どうして通貨が増えると景気が良くなりやすいの?

お金が増えると、収入も増えやすくなるからだよ。

ここの因果関係が良く理解できないです。。
なぜならお給料(収入)は銀行振り込みでされるからです。

通貨の量を増やすって、その増やしたお金をヘリコプターでばら撒くのであれば、たしかに所得は増えると思います。

でも銀行へ流れて、そこから貸し出すとなるとまた一部の所へしかお金が渡らないので、所得の増加にはつながらないと思うんです。

そこの部分の詳しい解説が知りたいです。
  • 2016-05-04 19:21
  • とある市民
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[C224] とある市民さんへ

ご質問ありがとうございます。

> でも銀行へ流れて、そこから貸し出すとなると
> また一部の所へしかお金が渡らない

たしかに銀行がお金を貸し出すだけでは
私たち庶民の収入は増えないようにも思えます。

ですが、お金を借りた企業は利子をつけて返す必要があります。
そのためには

・賃金増加で人材を獲得する → 従業員が儲かる
・設備投資で事業を拡大する → 設備屋が儲かる
・市場開拓で販路を拡大する → 取引先が儲かる

などの営業努力をしてお金を増やさなければなりません。
この過程でそれぞれの現場で働く労働者の収入が増えやすくなる
・・・というのが理想です。

ところが実際にはこうなっていません。
その理由の一つが需要不足です。
「車も家も土地も子供も持てない(要らない)」
という人が増えれば、企業も事業を拡大しようがありません。
ですからわざわざお金を借りて増やそうとは思わなくなります。
その結果、企業の内部にお金が溜まり内部留保が増えていきます。

個人的には医療や福祉にはなお需要があるのですから、
「需要がない」というより「需要と供給が合致してない」ことに
問題があるようにも思えます。

以上が私なりの説明ですが、いかがでしょうか。
  • 2016-05-04 22:14
  • newskids
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