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後期高齢者医療制度ってなに?

(・∀・)<後期高齢者ってなに?
(・A・)<75歳以上のお年寄りのこと。日本人の10人に1人が後期高齢者だよ
(・∀・)<後期高齢者医療制度ってなに?
(・A・)<後期高齢者専用の医療保険だよ
(・∀・)<専用なんだ!VIPだね!
(・A・)<ところが、当のお年寄りからは「姥捨て山だ」と非難されている
(・∀・)<どうして?特別扱いしてもらえるんじゃないの?
(・A・)<特別は特別でも、特別に医療サービスが低下するかもしれないんだ
(・∀・)<なんで?それじゃ僕がお年寄りになった時に困るよ!
(・A・)<この問題は僕たちがどう生きどう逝きたいかという重い問題なんだ

(´・ω・`)<後期高齢者ってなに?

後期高齢者とは75才以上のお年寄りのことで、およそ1300万人いるよ。日本人全体の10人に1人だね。人口の高齢化が進んでいて、これから後期高齢者は増加していくんだ。
後期高齢者は病院にいく機会が多いので医療費がかかるといわれているよ。

(´・ω・`)<後期高齢者医療制度ってなに?

これまで75才以上のお年寄りの医療費は老人保険制度という医療保険を使って集めてきたんだ。この制度は「お年寄りのために、若い人たちが医療保険を通じてお金を出してください」という制度だよ。

だけど老人保険制度にはお年寄りも若者も同じ保険制度だから、お年寄りにどれぐらい医療費がかかっているのかわかりにくいという問題があったんだ。

そこで後期高齢者専用の制度を作って、特別に医療費がかかる後期高齢者は別枠にしようということになったんだ。

(´・ω・`)<「後期高齢者医療制度」は医療保険制度なの?

そう。「医療保険とは?」で紹介した医療保険に追加すると、次のようになるよ。
【公的医療保険の種類】
 【後期高齢者医療制度】 75才以上のお年寄りが入る医療保険[New!]
 【被用者保険】 他人に雇われている人が入る医療保険
   【健康保険】 サラリーマンが入る医療保険
   【共済組合】 公務員が入る医療保険
 【国民健康保険】 他の医療保険に加入していない人が入る医療保険

(´・ω・`)<制度のねらいは?

主に次の点がねらいだよ。
【後期高齢者医療制度のねらい】
?後期高齢者の医療費を明確にする
?後期高齢者の医療費を節約する

?後期高齢者の医療費を明確にする


医療費はつまり病院の収入だよ。
後期高齢者の場合、医療費は次の式で表されるよ。
医療費窓口負担(1割)医療保険から支払われる保険金(9割)

さらに保険金(9割)は、次の内訳で負担されているよ。
保険金(9割)保険料(10%)支援金(40%)税金(50%)

「保険料・支援金・税金」というのは、次のようなお金だよ。
  • 保険料(10%)後期高齢者が保険料として納めたお金

  • 支援金(40%):他の医療保険に加入する若い人たちが払うお金

  • 税金(50%)すべての国民が負担するお金

こう決めれば、「若い世代がいくら支援しているのか」が明確になるよね。

?後期高齢者の医療費を節約する


高齢化で高齢者の医療費現在の11兆円から25年度には25兆円に増える
従来はみんな同じ保険なので若い人からも楽に支援金を集められた
今後は世代ごとの保険なので若い世代の負担を高齢者に回すのは難しいよ。
お年寄りだけ特別扱いすることで、若い世代の負担を減らし、後期高齢者にかかる医療費を抑制しようとしていると言われているんだ。

(´・ω・`)<制度の問題点は?

問題点は次のような可能性だね。
  • 医療の質が低下する

  • 保険料を年金から天引き

  • 医療の質が低い地域ほど医療費が高くなる

  • 保険料の金額が不平等

医療の質が低下する


次のような関係で、医療の質が低下するんじゃないかと心配されているよ。
【医療の質が低下する背景】
後期高齢者の増加後期高齢者の医療費の抑制医療の質が低下
 ⇒75才になると「従来のサービスは受けられません」って言われる!?


なら、窓口負担(自己負担)を増やして、追加料金で質の高いサービスが受けられるようにすればいいのかな?
それでも、それが当たり前になると次のような問題が起きる可能性があるよ。
【窓口負担を増やすと起きる問題】
窓口負担を増やす通院控える病状悪化かえって医療費がかかる


保険料を年金から天引き


後期高齢者の視点で考えよう。
医療費に払うお金窓口負担保険料だよ。
この保険料、実は(原則として)年金から天引き(=横取り)されてしまうんだ。

「年金担保融資の記事」でも見たように、年金の横取りは非常に危険なんだ。そもそももらえる年金の額だけじゃ生活できないからね。
そこで09年4月からは、口座振替による支払いも選べることになったんだけど、厚労省「原則として年金からの天引きを選択して下さい」と呼びかけているよ。

医療の質が低い地域ほど医療費が高くなる


後期高齢者医療制度は国ではなく地方ごとに運営する制度なんだ。つまり地域によって保険料が変わるということだよ。

ということはたくさん治療費がかかる地域ほど保険料が高くなるんだ。
そこで、次のような悪循環が起きると心配されているよ。
【保険料の止まらない上昇】
?保険料をたくさん払う
?財布にお金がない
?ガマンして通院を控える
?ガマンしたので病状が悪化
?救急車の出動回数が増える
?地域医療に負担がかかる
?かえって医療費がかかる⇒医療の質を下げざるを得ない
?保険料がますます高くなる⇒?へ

保険料の金額が不平等


高齢者が支払う保険料の金額は、次の「応益割」と「応能割」の合計なんだ。
  • 【応益割】地域の後期高齢者全員が同じ金額を支払う

  • 【応能割】収入に応じた金額を支払う

問題は「貯金のある人もない人も区別されない」という点なんだ。
だから、次のような問題が起きることもあるんだ。
  • 貯金がないから仕事をしている人⇒応能割を払わないといけない

  • 貯金があるから仕事をしてない人⇒応能割を払わなくていい

あれ?貯金がある人の方が負担が軽くなっちゃったね。

(´・ω・`)<問題がたくさんあるんだね

まず必要なのは高齢者の医療費を明確にすること。そのために制度を分けた。
でもそれが医療の質の低下につながるなら、お年寄りは不安になっちゃう。

この問題を考えるときは、「若い世代の負担」「高齢者の負担」を比較して、「どちらの世代がトクか?」で判断してはいけないと思うんだ。

そもそも誰もがいつかお年寄りになるんだから、「お年寄り VS. 若者」という構図は正しくないんじゃないかな。

「自分たちがお年寄りになったとき、どういう制度があれば安心なのか」「医療費をかけるべきところはどこか。そうでないところはどこか」をきちんと考えることが大切で、そのためには「人生の最後をどのように迎えたいのか」という議論にもつながっていく重い問題だと思うよ。


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